'20 観た映画BEST5
2020年1月1日〜2020年12月30日の期間で映画館、動画配信サービス問わず観た映画での個人的なベストテンです。
※以下一部面白さを損なわない程度のネタバレ有り
第5位 坂道のアポロン
少女漫画原作からアニメ化→2018年に実写映画化した作品。
アニメ版はCOWBOY BEBOPの監督と音楽は菅野よう子が担当してる。ズル?
対しての実写なんだけど、世間ではあまり評判は良くないらしい・・・
「原作のこのシーンが実写だと〜」みたいな話は映画の尺に収める為に構成を作るに当たって必ず出てくる話で、正直それ以外の部分で如何に良い作品にできるかが実写映画の見どころだな、と個人的に思っているので、ストーリーについては特に話すことがない。
全体的に感じたのは撮影が安っぽい・・・
背景のセット感(特にレコード屋の地下室)とか、常に全体が明るい照明の不自然な感じが朝ドラを観てる見たいだった。
ただそれらを補うくらいに薫と千太郎(ピアノとドラム)のセッションシーンがめちゃくちゃに良い・・・
それぞれ本人が実際に演奏してるので違和感がまったくないし、お互いにお互いの表情を観ながらセッションをする、「音楽の楽しさ」「音楽で心を通わせる事の素晴らしさ」が画面越しに伝わってくる。
あと千太郎の声が実写版とアニメ版で同じで(は????)頭がバグる。(演じている人は別人です)
第4位 SE7EN
胸糞のクソクソ映画。
人の心が無いんか?復讐は何も生まないんだぞ!!!!
第3位 事故物件 怖い間取り
『リング』『仄暗い水の底から』の中田秀夫監督作品で、原作は事故物件住みます芸人の松原タニシさんの小説から。
プロモーションをまあまあ打っていたから知名度はあったけど、観ていない結構な人がホラー映画だと勘違いしてる。
駅前で高田純次が演じるインチキ霊媒師がお守りを押し売りしてくるあたりから様子がおかしくなってくる。
最終的にハリーポッターとアズカバンの囚人になります。
この映画を映画館で不特定多数の人間と同時に「????wwwwww」という気持ちで観られた経験がPriceless・・・
エクスペクト・パトローナム!!!!!!!
第2位 ブレックファスト・クラブ
スクールカーストのそれぞれ異なる男女5人が、それぞれ異なる理由で休日に学校に呼び出され、反省文を書かされる。というだけの話。
生き方も考え方も違う5人が互いに衝突しながら、お互いの事を理解しながら共感していく・・・・
回想も(確か)殆ど無かったし、ほぼ学校の図書室でのシーンでしか話が進まないのにこれだけ見せられる構成なのがすごい。
第1位 ブラック・ミラー:バンダースナッチ
海外ドラマ「ブラック・ミラー」のスピンオフで、Netflix限定配信。
「ブラック・ミラー」は1話完結の、テクノロジーが発達した未来のオムニバスドラマです。世にも奇妙な物語みたいなかんじ。
ゲームブックをコンピューターゲームにしたくてゲーム会社に売り込みに行く若者の話なんだけど、本編の展開を自分で選択できます。
自分で選択肢を選んでページを進めていくゲームブックと、リモコンで操作するNetflixとの親和性もあるし、Netflixで観ているからこその演出もすごい。
1000円払うからNetflix登録して観て欲しい。
選択肢による分岐ルートがあるので、選択肢をやり直して観たりしてたら初見で3時間くらいかかった。
以下は1人で試聴中に出たリアクションです。(時系列)
「ン?????!!!!」「アー」「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい」「理解」
(中略)
「へ???????????」「草」「ウワーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」「バレとる」
(中略)
「????????????」「???????wwwwww」「これは何」「エッ!!!!!!!!!!!!???????????????」
総評
年始めに観た映画はあまり記憶が無く、コロナ直後(春〜夏)にかけては映画館に行けなかった関係で家で映画を観ることが多かったんだけど、人のおすすめを観ることが殆どであまり自分に刺さるものが無かった印象。
映画館に行けるようになって観た映画も、面白いものはあったものの世間の評判(主にRHYMESTER宇多丸さん)頼りで行って、面白いけど個人的に刺さったものかは微妙なものが多かった。
改めて挙げた映画を観るとあんまり統一感ないし、来年はもうちょい監督だったりジャンルだったりに拘って、本当に自分が好きな映画を探す旅に出たい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?