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チームのぱーぱすを考えよう

どうもはじめまして!
葉山人財塾のプロジェクトマネージャーの山本です。
note自体もはじめましてなので、読みづらいところもあるかもしれませんが、お許しください。

また、この記事は、チームメンバーに自分の考えていることを伝えるために書こうと思っています。(さらにわかりづらくすると思います・・)

記事を書くきっかけは、チームメンバーに、「ぱーぱす」を決めましょう!と唐突に提案したところにあります。
その際の反応は、こんな感じだったと思います。「ぱーぱすってなに?」「なんのためにいるの?」「目的、ビジョンとなにがちがうの?」
この質問を軸に記事を書いていきたいと思います。

唐突に提案した&もともと説明べたなことから、いまだに、完全にメンバーから納得してもらえているかわかりません。なので、このnoteですこし整理したいと思っています。w

ちなみに、とりあえず置かせてもらっている葉山人財塾のぱーぱすは、
「楽しいに大マジメ」
この言葉への想いなどは、ロゴデザインなどの作成秘話と合わせて河野さんが書いてくれるはずですw

ぱーぱすってなに?

まずは、そもそもの質問から整理していきます。
ぱーぱすとは、「パーパス」(purpose:目的・意図)を指しています。
グーグルさんに聞くと、次のようなサイトを教えてくれます。

「パーパス(Purpose)」は、一般に「目的、意図」と訳される言葉です。近年では、経営戦略やブランディングのキーワードとして用いられることが多く、その場合は企業や組織、個人が何のために存在するのか、すなわち「存在意義」のことを意味します。
パーパス(Purpose)とは――意味と事例、企業のパーパス経営が注目を集める背景 - 『日本の人事部』 (jinjibu.jp)

具体的にはこんなパーパスがあります。

ソニー「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」
ソニーグループポータル | Sony's Purpose & Values

ナイキ「スポーツを通じて世界を一つにし、健全な地球環境、活発なコミュニティ、そしてすべての人にとって平等なプレイングフィールドをつくり出す」
NIKE, Inc. - Purpose — NIKE, Inc.

CAINZ「くらしに、ららら。」
企業理念 | ホームセンターのCAINZ 公式企業サイト

最後の、CAINZさんは、パーパスとは言わずプロミス(promise)としています。
自分がはじめて「ぱーぱす」という言葉の考え方に触れたのは、このCAINZさんの「くらしに、ららら。」でした。
1年以上前で記憶があいまいですが、NHKの朝のニュースで、「ぱーぱす」が注目されているといった内容を見たことがきっかけでした。

ぱーぱすってなんのためにいるの?

この疑問には、はじめて「ぱーぱす」に触れたニュースとそのときの自分の悩みが回答につながるのではと思います。

順番が前後しますが、まずそのときの自分の悩みは、「なにが仕事のモチベーションになるのだろう?」といったものです。
人財塾のメンバーなどともよく同じ問いを話し合っていた頃でした。
自分の悩みを少し正確に掘り下げると、正直自分自身には当時も今も葉山在住在勤・葉山が大好きすぎるのでモチベーションに悩んだことはありません。
なので、自分ではなく、
まわりの仲間が仕事もモチベーションに悩んでいることに悩んでいました。そう。ただのおせっかいです。

でも、葉山在住在勤の自分としては、まわりの仲間がモチベーション高く、葉山のために働いてくれることが公私ともにうれしい立場なので、全力で悩み続けていました。

そんなときに、見た「ぱーぱす」についてのニュース。
1年前かもっと前かもわからないので、ざっくりの内容しか覚えていないのですが、特に記憶に残っていることを箇条書きしてみます。

  • 働き方、企業の社会的責任、個人の考えの多様化、アジャイル型などの時代の変化に、どのようにして会社をまとめ、人を育てていくか?

  • これまで一般的だった企業理念や育成計画などで使われてきた言葉は、文字が多かったり、資料が膨大だったりと、多くが働いている人一人ひとりに浸透していないのが現状。

  • 「ぱーぱす」は、「存在意義」を明確にすることで、働いている人を自律的にする。

  • CAINZは「くらしに、ららら。」。製品企画に悩む社員が、着想や複数のアイディアから製品化の決定する際に、「くらしに、ららら。」を念頭に置いている。

こんな内容だったと思います。上の2つは、自分たちの足元を見てもただただそのとおりだなと共感しました。
多くの地方行政として、最上位の計画といえば、総合計画です。(葉山にももちろん総合計画があります。)恥ずかしながら自分自身の仕事に、常に総合計画の理念を反映できているかというと言葉が詰まります。

存在意義を明らかにするシンプルな「ぱーぱす」が実際の現場で使われている事実を見たときに、自分たちに必要なのはこれだ!と思ったのでした。

目的、ビジョンとなにがちがうの?

これまでの計画や理念などとなにが違うのかと考えると、簡単に以下の2つが大事にポイントになるのかなと思っています。

  • なぜ?(why)という「存在意義」に遡ることで、最上位が常に身近になる

  • シンプルでわかりやすい

行政のミッションは一貫して「公共の福祉」にあります。自治体の色がでるのは、「どうなりたい」(what)のビジョン、将来像、構想・理念などと呼ばれるものが最上位であることが多いと思います。
葉山では、将来像を「美しい海とみどりに 笑顔あふれる こころ温かな ふるさと 葉山」としています。
第四次葉山町総合計画後期基本計画/葉山町 (hayama.lg.jp)

将来像を「美しい海とみどりに 笑顔あふれる こころ温かな ふるさと 葉山」は、間違っていないと思うのですが、常に身近になっているとは自分自身言い切れません。

「存在意義」なぜ自分たちはこの世界に必要なのか?という問いへの答えがあれば、モチベーションを問われたときにも同じことを答えられるのだと思いました。

同時に、その答えは、実はとてもシンプルなものなのではないかとニュースを見て思いました。
「くらしに、ららら。」自分もよく利用させていただきますが、ニュースをみた後にお店に行くたびに、商品を手に取るたびに、その言葉が聞こえてきます。
シンプルな言葉の裏には、多くの歴史や想いがあるものですが、それを「存在意義」として洗練させていくことで、シンプルかつ現場、ひいては消費者にも浸透する言葉になると感じました。

葉山町にも「ぱーぱす」を、そんな想いを持ちながら、まずは自分でできるところからはじめてみました。

葉山人財塾「楽しいに大マジメ」

葉山で働くを全力で楽しみます。楽しみすぎてすこしそそっかしいところもありますが、大マジメです。「ぱーぱす」に免じて温かい目で見守っていただけると幸いです。



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