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世界一栄養のない野菜とある野菜🌈

キュウリが、ギネスブックに「世界一栄養のない野菜」として登録されているという噂、耳にしたことありませんか?

巷で囁かれているこの噂、実は、誤りなんです。

キュウリは、栄養がないのではなく、「世界一低カロリーな野菜」。

ギネスブックに登録されているというのは事実で、「低カロリー=栄養がない」と認識してしまった人が先に発信してしまったため、このような噂が広がってしまったのではないかと考えられています。

可食部(食べられる部分)100gあたり14キロカロリーと、非常に低カロリー。もちろん、栄養素が少ないわけではありません。

これらの栄養素が豊富に含まれています。

・カリウム
→ 塩分を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、利尿作用もあるので、体内の水分量を調節し、むくみの解消効果もあります。
・ビタミンK
→ 丈夫な骨づくりに不可欠な栄養素で、骨に存在するオステオカルシンというタンパク質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させ、骨の形成を促す作用があります。
・ビタミンC
→ 皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
・食物繊維
→ 便秘を防ぎ、生活習慣病の予防や改善も期待できる栄養素です。

また、キュウリはこのような誤解もされがちです。

「キュウリと一緒にビタミンCを豊富に含む食材を摂ると、ビタミンCが破壊される」

実際には酸化させるだけで、破壊するわけではありません。ご安心ください。ビタミンCを含む食材と一緒に食べても問題はありません。

キュウリは、日本の野菜消費量、第2位です。

日本人が痩せ型なのは、キュウリのおかげかもしれませんね😌


一方で、「世界一栄養のある野菜」と言われているのが、モロヘイヤです。

モロヘイヤは、アラビア語で「王様の野菜」という意味を持つ野菜。

「重病を患ったエジプト王が、モロヘイヤのスープを飲んで回復した」

こういった逸話があるほど、栄養価の高い野菜なんです。

同じ葉物野菜であるほうれん草と比べると、ビタミンKは2倍、βカロテンは2.3倍、ビタミンEは3倍も多く含まれています。

さらに、カルシウムやビタミンB1・B2は、野菜類でトップクラスの含有量を誇ります。

・ビタミンK
→ 出血を止めやすくします。
・βカロテン
→ 体内で必要に応じてビタミンAに変換され、目や皮膚の粘膜を健康に保ちます。
・ビタミンE
→ 細胞の老化を防ぐことができます。
・カルシウム
→ 骨や歯を丈夫にします。
・ビタミンB1
→ ブドウ糖をエネルギーに変換するために必要な栄養素です。
・ビタミンB2
→ エネルギー産生や発育の促進、皮膚の再生を促します。

モロヘイヤは、電子レンジでの調理がおすすめです。

茹で時間が長いと、水溶性ビタミンである葉酸やビタミンCが、溶け出してしまいます。葉酸やビタミンCは、熱に弱く壊れやすいので、加熱時間は短くしましょう。

我が家では、軽く茹でて、納豆と一緒に食べています。

おすすめです✨

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