見出し画像

【短歌ブック】#84 風邪


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

~~~

【風邪】

かぜ(名)

感冒。風のやまい。流感。


幼稚園で流行つてゐたといふ風邪を巡り巡つていただくわれや
(池田はるみ)

出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研


《歌人紹介》
池田 はるみ
池田 はるみ(いけだ はるみ、1948年3月5日 - )は、歌人。和歌山県生まれ、大阪府豊中市出身。NHK学園短歌講座専任講師、現代歌人協会会員、「未来」選者・編集委員。
京都女子大学短期大学部国語専攻卒業。1985年、作品「白日光」で短歌研究新人賞を受賞。1987年に未来短歌会に入会し、岡井隆に師事。1991年に歌集『奇譚集』を刊行。1997年、歌集『妣が国(ははがくに) 大阪』を刊行。翌1998年、同歌集でながらみ現代短歌賞・現代歌人集会賞を受賞。2001年、歌集『ガーゼ』を刊行。翌2002年、同歌集で河野愛子賞を受賞。2002年・翌2003年、NHK全国短歌大会ジュニアの部選者。2021年、歌集『亀さんゐない』で前川佐美雄賞を受賞。大の好角家であり、相撲をテーマにしたエッセイも執筆している。

Wikipediaより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?