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2月9日 敗北から意味を学んだ

自宅待機期間が終わり今日から部活動が始まりました。約2週間ぶりの部活で、久しぶりにチームメイトの顔を見ることができました。何があったのかというと、コロナウイルスによる影響で僕たち芦屋学園は新人戦の県大会をベスト16で辞退することになってしまいました。

新人戦は直接全国大会につながるわけではありませんが、インターハイのシード権がかかっていて、そのシード権はインターハイで全国に行くためには欠かせないものでした。インターハイや選手権でノーシードチームが全国に行くことはほとんどありません。

シード権を獲得して、インターハイでの連戦を避けることは全国大会を目指す上で大切なことでした。しかも今回の新人戦の優勝チームに近畿大会に出場することができ、近畿の強豪たちと試合をする機会が与えられます。

僕たちはシード権と近畿大会の二つを失ったことになります。そして今日二週間ぶりの練習で、監督からそのことについて話がありました。

ミーティング

「おはよう。まずは新人戦を辞退した経緯についてだけどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだから誰かが悪いわけではないからそのことだけは理解してほしい。

こういう結果になってしまったが、こんな状況だからこそ君たちは学ぶ必要がある。

君たちのコロナに対する対策は万全だったか?ちょっとしたこと、もしかしたらあの時かなって心当たりはないか?

ほとんどの時間はしっかり対策してると思う。だからちょっとくらい大丈夫やろってマスクしておろしたり、寒いからちょっと喚起してなかったり、君たちの心の中に隙は無かったか。

思い返してみて、もしも自分に少しでも隙があったと感じるなら、その甘さがサッカーにも繋がってくる。何気ないトラップ一つが勝負を分けることもある。細かいことにこだわれないと勝ち続けることできない。

細かいところにこだわる。いつも言われてることだと思うけど、その言葉の意味を今回身をもって感じたはずだ。それを学んだのなら、新人戦辞退の意味ってものが少しはあったのかなと思う。

君たち今回のことでしっかり学べばここからまだ巻き返せる。色々複雑な気持ちもあると思うけど今日からまた声出して練習していこう。」


僕にたちにとって、というより僕にとってこの新人戦は最後の大会でした。今年でサッカーを辞める僕はもう二度と新人戦を経験することはできません。

コロナウイルスのせいで我慢を強いられる状況なのは僕だけでじゃないから駄々をこねても仕方ないけど、正直なところまだ納得できていない部分が昨日まではありました。

でも今日のミーティングを聞いて吹っ切れました。僕たちはこれをプラスに変えて一秒でも早く成長するしかないんです。ネガティブになっている時間なんてないし、過ぎたことにぐちぐち言ってても過去は変わりません。

今は振り返る時ではありません、進むときでした。振り返るのは最後にします。今はまだ途中で、最後ハッピーエンドで終われるようにまた積み上げていきます。

成功する法則なんてないから、今は目の前のことに全身全霊でぶつかるしか方法がありません。僕はそれでいいと思います。

僕らのもってる情熱やパッションは決して他人の手垢がついたものじゃないと思うんですよ。失敗を繰り返しながら自分で模索して、考えて挑戦して挫折して、そうやって答えを見つけるのがいいんです。

人から教えてもらったことはヒントにしかなりません。答えは自分で見つけるんです。

2月はほとんど試合もできませんが、今できることに全力を注いで頑張ります。

芦屋学園をよろしくお願い致します🙇‍♂️

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