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パン屋には、頭の痛い10月


日毎秋めいてきて
季節の食材も色々出てきて

まさに食欲の秋、なんていいますよね

でも実は、パン屋さんにとっては10月はなかなかに閑散期、だったりします

夏の暑さが過ぎて、いろんな行事ごとが暮らしの中で増える時期

旅行で、遠くまで足を伸ばす方も多いと思います

パンというのは暮らしの中で、少し不思議な立ち位置です

こと日本においては、密接度はご飯には敵わないし

多くの方にとって、ベーカリーでパンを買うことは、少し嗜好的な要素を含みます

だからイベントやお出かけ、学校行事の多い9〜10月は、お財布の優先度から、パンが少し外されるんだと思います

意識的に、ではないけれど、ちょっと脇に追いやられる、そんな感じですね

だからベーカリーが秋にいろんな取り組みをするのは、食材が豊富で皆さんの食欲が旺盛だから、だけが理由ではなくて

お客様の目を引きたい時期であったり、単純に暇な分、いろんなことを手がける余力があったり、が理由の一項だといえます

秋は、暮らしの中で、いろんな人が集まる時期だと言えます

老若男女が集まるのに、適したパンのあり方があるはず

いまはそんな風景を思って、僕らはパンを選び、焼いてます

#10月
#秋
#食欲の秋
#閑散期   
#和歌山パン屋

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