記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

映画「CURE」感想

時間:1時間21分
ジャンル:サスペンス
視聴媒体:U-NEXT
種類:字幕

あらすじ

娼婦が惨殺された現場で、死体を見た刑事の高部は、被害者の胸をX字型に切り裂くという殺人事件がひそかに連続していることを訝しがる。彼の友人である心理学者・佐久間が犯人の精神分析を施しても、特異な手口の共通性を解く手掛かりは見つからなかった。

ストーリー

ネタバレあり感想

 気味悪い!コワ! 洗脳して他者の欲望?暴力性?を引き出していく洗脳者(作中では「本当の自分を解放する伝道者」)と刑事の話。
洗脳者はもちろん不気味で語り口調も怖いし、刑事がだんだんと暴かれていく(暴かれるというか自白するようになる感じ)のも「今いる日常のどこかにこの話がありそう」と思わせる雰囲気が良い。精神病を患ってる妻の行動も普通に怖いんだよな~!でもありそうなんだよな~!

最終的に刑事が伝道者になって人殺しを誘発するのも、過去同じように脈々と受け継がれてきたんだろうな……と思いました。最後って言うか途中からか。たぶん佐久間の自殺は刑事のせいだろうし。
刑事はルンルンで食事をして洗脳をしてウェイトレスは即殺人を犯そうとしてるので早業すぎます。前任者より巧みな技術、さすがだね。

個人的には妻は精神病院内でひどい自傷をしてる状態(病の進行がかなり悪化)してると認識しました。直立でカートに転がされてるのって拘束衣でカートに縛り付けられて移動するやつだと思うんだ。死んでたら横向きで布被せられて移動だろうし。でも妻は死んでる認識の感想が多くてやはり世の中と同じ感想のやつは自分だけだなと感じました。妻は自傷の末に死ぬんだろうな。自分の手を汚さずに身軽になれて良かったね、刑事。


この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?