手首から親指の痛みを改善し、お仕事がスムーズになった女性のお話

こんにちは。
奈良県生駒市にあります、はぎの台整骨院の松本です。

季節も暖かくなり、外食の機会も増えますよね。感染予防を危惧されて、控えてらっしゃる方も多いと思いますが、飲食店さんも対応に追われて大変だそうです。
今回ご紹介させていただく方も、飲食店でのお仕事でお困りになれて、ご来院いただきました。

患者さん概要


30代の飲食店勤務の女性。
感染予防対策でお客さんがご利用のたびに、ペーパーやフィルムを剥がすお店のシステムだそうで、徐々にめくりにくくなっているなと感じていたそうです。

さらに人員削減のため、消毒も配膳も会計も一人で行わなければいけない時間帯が出来たそうで、お仕事が忙しくなり指から手首にかけて痛みが出てきたそうです。出勤時は大丈夫でも1時間もすると痛みとしびれでフィルムをうまく摘んだり、小銭を取り出せなくなってしまったそうです。

特にトレイに入れて料理を配膳をする時は、親指で押さえて行うとスムーズだそうですが、痛みの影響で行えなくなったそうです。毎回両手で下からすくうようにしか持てないのは不安定で、時間もかかってしまい困っているとご相談くださいました。

おウチでもボタンのある服やネックレスなどの細かい動きができないようになり、洗濯バサミやペットボトルの蓋を開けるといった作業までできなくなった事で、ちゃんと治さないと家も仕事も回らなくなると感じたそうです。

改善のヒント

このように指から手首にかけてのお困りごとがある方は、お首や背中のバランスも悪い方が多いように思います。単なる経験則ではなく、指先まで繋がる神経や血管はお首や背中から出ているので、影響を与えることは間違いありません。

直接的には指が痛くても、繋がりのある部分も一緒に治していかなければ、再発を繰り返してしまいます。木を見て森を見ずのようなことにならないように、お身体全体のバランスという視点が必要になります。

改善の軌跡

初回でしたので、お身体の検査をしっかりと行わせていただきました。

ある程度、予想していた通り、お首や背中周りは左右の差も大きく、ご自身でも感じていただけるくらいのモノでした。
また足母も細かい部分でバランスを崩しており、お身体全体がまっすぐ立てておらずグラグラとしている印象でした。


お聞きすると学生時代に足首を痛めてから、肩こりを感じるようになって、さらに首や背中の詰まり感まで出てきたそうです。仕事や育児で忙しかったこともあり、湿布やストレッチで痛みをごまかしながらやってきたそうです。さらにお仕事も忙しくなり指の痛みまで発展してしまったようです。

お身体を緩める電気を流してから、手でバランスを整えると「なんか手が温かくなってきました」と感想を教えて下さいました。土台である足から整うことで、背骨や頭がいい位置関係となり、結果として血行が改善したのだと思われます。

おウチで簡単にできるストレッチだけをお伝えし、一週間後に診せてもらいました。まだ痛みやしびれはあるものの、前回の半分以下に治ったと教えて下さいました。同じ段取りで電気を流してから、手で整えさせていただきました。
今回は首回りを重点的に調整させてもらいました。

すると患者さんが手をグーパーと動かし出しました。
「指がまだ気持ち悪いですか?」とお聞きすると「いえ、違うんです。親指を動かしてもつっぱり感がないの、いつぶりやろってくらいラクです」と喜んでもらえました。

思っていたよりも早く快調されたので、お店での作業や家で困ってらっしゃった動きをやってみてもらうようにお願いしました。
そこで痛みが残る動作があれば、教えていただくようにお伝えして終わりになりました。

次の日に「トレイも問題なく持てましたし、ペットボトルの蓋もなんとか自分で開けることが出来ました。」とLINEが来ました。

お困り事は改善できたのですが、1週間後にもご予約をいただいてました。患者さんと話し合って少し先にずらして2週間空けてから、再び様子を診せていただくことになりました。

そこからは本当に順調に良くなっていかれました。

改善の先に

もともとお仕事ができる人だったのですが、痛みがなくなったことで余裕ができたそうです。今までの仕事ぶりも認められて見事に昇給されたそうです。
また家事も早く楽にできるようになったので、大好きなアーティストのDVDを観て、楽しむ時間まで出来たそうです。

いつもより早く改善できましたが、本来は月に一回くらいのペースでご通院いただき、良い状態を維持してもらうのが理想です。しかしながら、また同じような痛みが出たらお伝えしたストレッチを自分でしていただき、それでもダメな場合は、必ずご相談していただくといった形にさせていただきました。

当院では無理強いせずに、ライフスタイルにできるだけ合わせた形で、通院頻度などをご提案させていただいておりますので、安心してご相談ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
指や手首が痛いと、どうしてもそこばかりに目が行きがちですが、お身体全体で捉える視点が大切です。

お仕事は気を張っているから大丈夫でも、家事で何か困る痛みがあるという方は意外と多いのではないでしょうか?

困っているかどうかの境界線はむずかしいところではありますが、放置しても良くなることはありません。

何かお困り事がありましたら、どんな些細な事でも構いませんで、当院にお気軽にご相談ください。


最後までお読みくださり、ありがとうございました!この文章があなたのお役に立てたなら嬉しいです。


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