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好きは消えても最高!!
高校生の時に好きだった男の子を成人式で見かけた。
私の高校3年間は、その子で出来ている。
その子が私にしたことも、私がその子にしたことも、絶対忘れてやるもんかって思ってた。
だけど式場で見た時はもう、なんだろう、ただの男の人だった。
久々に会う友達に囲まれて、浮かれて楽しんでいる新成人の一人。
彼がつまんなくなったって事じゃなくて(話してもないから、つまんないも何もない)自分がもうあ
絵に名前をつけたら もうそれは嘘
リアルすぎる描写のアニメも、物語の無い音楽も好きじゃない。
映画もノンフィクションなら良いってわけじゃないし、面白い嘘ならいっぱいつきたい。
諦めたほうが楽しい。
難しい言葉を使って自分もわからないくせに、そのわからない気持ちを人のせいにするのは、ダサい。
素敵な人は、言葉も、優しくてむき出しだ。
素敵な人を素敵って言葉以外で表せないのも、またちょっと悔しいけど。
そういう人が周
こうしているあいだにもどんどんと。
愛しい思い出が、どんどん薄れていく。
解像度が、密度が、温度が、こうしているあいだにもどんどんと。
どんなにあがいても、薄れてしまう。
口に出せばそのスピードは加速して、誰にも見せずに心にしまえば、いつまでも形を変えながら、そこに居座るようになる。時々場所も変えながら。
だけど私が信じなければ、忘れてしまえば、それはもう寝て見た夢とおんなじだ。思い出なんて、昨日のことなんて、想うだけ虚しい。
秋がきて、冬がきて、春がくるね。
脳がつまずいていても、生活は続いて、毎月生理は来るし腹は痛いし、喉が渇いて、蚊にも刺される。
夜ご飯、野菜を食べなきゃと思い、好きでも嫌いでもないほうれん草を味噌汁に入れて食べた。ソーセージをタコみたいに切って食べた。
「前は自分のことにしか興味がなかった」と言う友達に、どうして変わったのかと聞いたら「子供はバカだから」と彼は言った。
わたしはそのことをずっと考えている。