施設での38℃発熱 〜介護と癒し〜
東京に帰ってきた次の日の夕方。
提携している内科の看護師さんから電話。
「今朝、熱が38度、酸素飽和度も80%と施設から電話があり、急遽往診に行ったんです」
コロナの検査もしていただいたそうですが、陰性。
昨日面会に行き、普段通りだったのに、急になぜ??
コロナ禍でも、発熱などなかったし、38度もあれば、しんどいだろうな・・と思いながら、すぐに施設に電話をして確認しました。
カロナールが処方されて、様子見とのことでしたが、15時の時点では、熱は37.5度に下がっていたとのこと。
ただ、食欲はあまりなく、朝食は食べず、昼食は部屋で食べさせていただいていたそうです。
次の日、様子は
月曜日なので、出勤後、施設に電話確認。
熱は無事下がっているとのことでしたが、自分で体を動かす意欲が見られないということで、引き続き朝食は部屋で介助いただけるとのこと、感謝です。
正直、つい最近転倒したばかりで、背中の痛みも訴えていたので、いよいよか・・という考えもよぎりました。
熱が下がっているので、毎週のリハビリの先生の訪問はOKとのことで、様子も見てもらいました。
普段発話がないことも多いという報告も受けていましたが、この日は「今日は何日?何曜日?」など、私と電話で確認する内容を、先生とお話できていたとのこと。
少しずつエネルギーが戻ってきているようで、ほっとしました。
発熱から2日後
午後3時頃、テレワーク中に母からの着信!
もう携帯を使って電話をしてくれることをあきらめていたのですが、、
母「しばらく電話してないよね〜?」
と何となく、すっとんきょな声。
なんだか嬉しくて、こんなことで、うるっとしてしまいました(涙)
私「熱出してたこと覚えてる?」
母「おぼえてない」
私「部屋で、ごはん食べさせてもらったのは覚えてる?」
母「それはおぼえてる」
そっかそっか、いずれにしてもよかった。。
ベッドの上で座位を保つのは難しい状況になっていますが、30分も電話で話すことができました。
この間、「もういよいよかな・・」と頭をよぎること数回。
しかし、母の回復度合いに勇気づけられ、「まだまだこれから!」と私が奮起。
歩行トレーニングまでできるか?
母の面会のために、月末、月1回を目安に帰省していましたが、今回は転倒のこともあって、、できるだけ歩行訓練を早めにしたほうがいいと判断していました。
ところが、予想外の発熱があり、歩行訓練どこじゃないのだろうか? と。
しかし、木曜日のリハビリ訪問の日には、少し歩行器で歩く訓練ができたと先生から報告があり、また少し光が見えてきたと思いきや・・・
施設に面会にいくと
母の気持ちが大切と分かっていても、歩行訓練やる気まんまんの私。
関西での滞在中は、テレワークの昼休み中も利用しながら、毎日面会・訪問の意気込み!
一方母は、私の起き上がり介助の至らなさで、腰のあたりが痛かったらしく、起き上がりも嫌。歩行器で歩くのも嫌。
母「だって痛いもん。痛いのはいや」
私「・・・」
リハビリの先生や職員さんに、「起き上がりの際、痛みの訴えがあるか」確認すると、「特になかった」と言われ・・すっかり母のペースに飲み込まれてしまった私。
今日が何曜日かあれだけ気にしていたのに、
母「そんなん知ってて何になるわけ??」
私「・・・」
と、、覚醒している時には、口も達者でこちらも完敗(汗)
何はともあれ、いつも母には「柔軟性」のテストをされているよう。
熱が下がったことで、まずはよし!
ゆっくり、ゆったり。
立て直しが必要なのは、どうも私の方みたいです(笑)
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