遺品整理をスタート 〜介護と癒し〜
「は、8000円ですか〜??」
施設からの退去に伴い、かなりの物量をそこで廃棄してもらったものの、一部は実家へ運びこみ。
2024年、今年に入ってから、ほぼ関西の実家で生活していましたが、今後はもう少し東京生活が増えそうです。
母がいる時には、いつかここに帰ってくるかも?という気持ちもあったので、少しずつ整理はしていたものの、とってもゆるやか。
しかし、亡くなった今、いつかは整理をしなくてはなりません。
まずは、着物から
自分でも「なぜ着物?」と思いましたが、よく探ってみると、多分、直近の母の生活からは遠いものだからだと思います。
実家には、祖母のものなのか?桐のタンスが2つ。
遺品整理屋さんにお願いすれば、一気に片付けていただけるのかもしれませんが、やっぱり自分で一度は確認しようと。
えっちら、おっちら全部引き出しから出すと、全部で20以上の着物や帯、小物類。
何となく期待してしまったものの・・
ネットで上位表示された着物の買い取りショップに連絡し、来てもらいました。
着物といえば、一式揃えようとすれば、最低でも100万ぐらい。
リユースとはいえ、20着以上あるわけだから・・な〜んて思っていたら、何のその!
担当者「今、成人式ではみんな着物着るんですけど、ほぼレンタルなんです・・」
担当者「東京の浅草で、着物って200円ぐらいで売ってたりするんですけど、売れないんですよね・・」
うっとりするような綺麗な柄でも、今風ではないので、これはちょっと値がつかないなど、、
私「そ、それで、トータルどれぐらいで買い取りできそうですか?」
担当者「8000円ですね」
私「は、8000円ですか〜??」
あまりの金額に驚きを隠せませんでした(笑)
担当者「もし、少しでも着そうと思うものがあれば、持っておいて下さい」
タンスには、母に買ってもらった喪服もあったのですが、母の喪主の際ですら、袖を通さなかったわけだから、この先もう機会はないと判断し、すっぱり手放すことを決めました。
まだまだこれから
買い取れる着物しか、持っていってもらえないため、実家には10袋以上の着物が入ったごみ袋が出来上がりました。
感謝しつつ、ゴールデンウィークに戻った時に、廃棄の予定。
そして、この桐のタンスからは、きれいな箱に入った15通以上の手紙も見つかりました。
達筆すぎて、内容が読みづらいけれど、、父から母にあてた手紙のよう!
50年以上も前に、母がもらったものなのでしょうけど、捨てられずに置いていたのね・・(笑)
結婚前に送ったものなのでしょうから、ラブレターっぽいものなのだろうけれど、説法のような内容で(笑)、自分の両親ながら、よく母はこのような男性と結婚したもんだ・・と思ってしまいました。(二人とも、ゴメン!)
かと言って、この手紙どうしたらいいの?!
母に聞いたら、「あんたが何とかし!」ときっと言うでしょう(笑)
遺品整理もなかなかハードな仕事だ!
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