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嚥下体操 Part2 ~介護と癒し~

先日、2度目の嚥下体操の回を迎えました。

10月末から、月1回依頼していた口腔ケアを、「口腔ケア+嚥下体操」を月2に増回をしています。

口腔ケア(+嚥下体操)の後、リハビリの先生の訪問日でもあるので、母にとっては大忙し?!

リハビリの先生が一緒に電話をして下さるので、4日ぶりに母の声を聞くことができました。

先生「今日は、会話をしてくれてるんですけど、お疲れのようで・・・」
私「さっき、嚥下体操できた?」
母「しんどかった・・・」
私「何分ぐらいできたん?」
母「わからん」
私「座ってるのがしんどいかなあ~」
母「よくご存じで・・・」

と・・・母らしい会話をしてくれました。

歯科衛生士さんからの電話

「今日は、少しお話をして下さったんです。」
「”ごっくん”は1秒ぐらい間があったんですけど、5回上手にできました。ただ、嘔吐反射がなくて・・・」

「”嘔吐反射”って何??」とネットで調べてみると、口の中に器具をいれるとすぐに「オエッ」となってしまう、そのことのようです。

嘔吐反射がないということは、その辺りの筋肉が弱っているということ。(誤嚥しやすくなる可能性もある)

2週間後にまた練習してみますとのことでした。

「今日は”吹き戻し”のトレーニングもしたんです。レベルが0から2まであって、0で試してみたんですけど、1度も膨らまなかったんです・・」

「”吹き戻し”って何??」とネットで調べてみると、こういうのみたいです。

子供のころ遊んだ記憶があります

年末、練習しよう!

母が自分から電話をしてくれる・・ということが途絶えてしまったので、このように様子を丁寧に教えて下さることには、本当に感謝です。

私から確認をしたのが、この2点。

◆施設の母の部屋で、2~3時間過ごすこともあるので、何か一緒にできるトレーニングがありますか?
⤵⤵
先ほどの吹き戻しのトレーニングをやってほしいということでした。膨らみづらかったら、ちょっとサポートして下さいということでした。

◆同じく母の部屋で、お菓子を食べることがあるのですが、その後のケアはどうしたらいいですか?
⤵⤵
歯磨きをすんなりできたらそれがベストですが、うがいだけでも、しないよりは効果があるとのこと。お部屋にマウスウォッシュの試供品置いておくので、使ってみて下さいとのことでした。

日常というのは、ちょっとしたことの積み重ね。

できることから、少しずつ

施設での2〜3時間は、いつもあっと言う間に過ぎていくから不思議です。

パッド交換をしている最中に「痰がでた〜」など、同時並行で物事が進むと、汗かきながら対応します(笑)

以前、ご両親の在宅介護をしていらっしゃる方で、「ご自身は食事の時間もとれないから、栄養ドリンク?のようなもので、何年も過ごしている」という手記を目にしたことがありますが、実際そうなると思います。

物品のチェックや補充、ちょっとした掃除、爪切り(だいぶ慣れてきましたが、気を遣います)、起き上がりや車いすの介助、「お菓子を食べたい」といったらその準備とサポート、手足のマッサージなどなど。

でも、母もこうやって私を育ててくれたのだから、母の立場からすれば、「おやすい御用でしょ!」と言ったところでしょうか?(笑)

年末は「嚥下体操」チャレンジです☆

#介護 #介助 #家#感情 #コミュニケーション #母

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