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ショーンホワイトのラストラン、平野歩夢の金メダル

本日のスノーボードのハーフパイプ決勝で、今回のオリンピックで引退を表明していたショーンホワイト。今日は日本人初という快挙をなしとげた、平野歩夢選手の金メダルで日本は沸いているが(もちろん私の心も踊っています)その前に、ショーンホワイトのラストランをみて涙が止まらなかった。

といっても、最初に言っておくと、私はスノーボードに詳しいわけでもなければ、知識もない。ただ、見ていて最高に面白い!ということ。自分はちょっとしかすべれないw!というこを前提に個人的な感想としてみていただければ、これ幸い。

でも、そんな私でもスノーボードと言えば、ショーンホワイト!というように、まさにショーンホワイトによってスノーボードやハーフパイプの面白さを知った人も多いんじゃないかと思う。 思い起こせば、4年前の2018年平昌オリンピックでの2人の戦いは凄まじかった。 平野歩夢が先行で、ショーンホワイトは後攻。そんななか、2回目に平野歩のランが、大技も決めて、滑りも完璧で圧倒的にすごかった。その日の最高得点がでてもう誰しもが平野歩夢が優勝するんじゃないか?と思っていた矢先の、3回目最後のショーンホワイトのランで、まさかの奇跡の大逆転。しかも、本番で今まで決めたことのなかった大技を、平野歩がメイクしたその大技を、本番最後のランに取り入れ成功させ、最高得点をたたき出し、優勝をかっさらったショーンホワイト。その最後まで攻め続ける姿勢に、また全部を自分のものにしてしまうすごさにとても感動したのを今でも覚えている。

そして、そのさらに4年まえだったのか、世界選手権だったのかXgameでのことだったのかはわからないが、絶対王者、負けなしのショーンホワイトが1回目のランではあまり良い点数がでなくて、でも、きっと普段の彼の滑りでいけば、絶対にある程度安定した滑りで、技を決め上位にくいこむことが容易にできたであろう状況でも、最後まで攻め続けた姿勢がそこにはあった。最後のランは、驚くような高いジャンプでスタートした。本当に息をのむような高さで、ショーンホワイトも絶対に勝ちにいくという強い気持ちがあったと思うそのジャンプのあと、まさかの着地でお尻をついてしまい失敗に追わったあの大会。でも、そこにスノーボードに対する熱い気持ちが表れている気がして、すごく心に残っている。

本当に本当に長きにわたり、スノーボード会をひっぱり、皆を魅了し続けてるショーンホワイト。そんな熱いパッションを感じながらの、現役最後のラストラン。1回目、2回目も技もメイクし会場を沸かせたショーンホワイト。そして、心のどこかで、何かをやってくれるんじゃないかと期待していたラストランは4年前に決めた大技を取り入れて、失敗に終わった。だけど、やっぱり、最後の最後まで攻め続けたショーンホワイトのその姿勢に涙が止まらなくなった。 本当に本当にたくさんの感動を、そして、たくさんの情熱をありがとうと言いたい。

ショーンホワイト選手に限らず、スケートボードでもフィギアスケートでも、BMXでの、現所に満足することなく、進み続けるその姿勢、攻め続けて、そして楽しみ続けるその姿勢に、その情熱に、きっと私はとりこになっている。そんな熱いものが垣間見れる瞬間に、歴史が変わる瞬間に心が躍る。やっぱりアスリートって最高です。

そして、平野歩夢選手の金メダル!!!もう本当に完璧だった。あの大技、そしてあの高さ、完璧なランを本番でやってのけるそのすごさに、感動せずにはいられない。素人目からみても2回目のランの点数はどう考えても低すぎると思うし、ジャッジがまちがっているんじゃないかと思ったけど、それをも黙らせる最後のラン。それをオリンピックという大舞台でやってのける平野歩夢選手の今後もまた楽しみでしょうがない。

みているだけでも、カロリーを消費しそうな今日は、朝からがっつりのお肉をお腹にいれる。もちろん、今日もコーヒーを飲みながら。

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