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世の中は一杯のコップの水

今日は神道の師匠の教えをシェアさせてくださいね。

私は日頃、キャリアコンサルタントとして、社内社外の皆さんのお話を聞かせていただきます。

どの相談も突き詰めると、皆さんすごーく頑張ってるんです。問題などないんですよ。ただ周りのなにかと噛み合わない。上司、仕事、会社組織、パートナー、友人、家族。

世の中は己の思う通りにならないのが通常運転やから、それ普通で、むしろ人として順調に生き、己に誠実であろうとしている証のように思えます。

だから、悩んだり行き詰まったりしたら、カウンセラーに相談するという行為は、もっと当たり前になって良いかと思います。

私がこの考えに至ったのは、一つは加齢(笑)、一つは神道の師匠の言葉のおかげです。

師匠曰く、「世の中は一杯のコップの水」なんだそうです。

人というのは上澄みの、安全に美味しく飲めるところだけを欲しがりますが、川や海には泥や砂利、プランクトンなど、濁りがあってこそ、濾過されキレイな水ができるのです。だから世の中をひとすくいすれば、当然醜いものや不快なものが混じってます。
それは自然の摂理ですので、変えられないのです。自然は水を浄化するのですから。

飲める部分だけがほしい!
ってのは人間の傲慢、欲なのです。そうは行かへんわ、自然の法則やもん、って言われたときは衝撃でした。今までの私は、なんとかして、飲める部分だけを取り出そうともがいていたからです。他のものは汚いから捨ててしまえ。

でも、清濁併せ持つのが世の中というもの。

師匠がいいたいのは、
自分の弱みや醜さ、
他人のそれも、
あっていいんです。そりゃあ濁ってるしじゃまな(自分にとって)石があるわ。苔も生えるわ。人間も、自然の一部ですから。でも不要で不快だと思ってるのは自分だけであって、神さまから見ると違うわけです。何か相手に理由があって存在している。

自分も神さま、相手も神さまって教わりました。

あなたが悪いと思ってる癖や言動にも、必ず良い面もあるのです。頑張り屋さんだね、優しいね、我慢強いんだね。
何事にも、オモテとウラがあるので、見る角度によって変わるのです。

この話はもう少し先があるのですが、ちょっと難しくなるので、リクエストがあればまた書きますね。

写真は人の心がプリズムのようだ、という新進気鋭のnoteアーティスト、あらきちさとの作品です😊


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今日は春なのに少し寒いですね。お互い、暖かくして出かけましょ!

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