「不安」は影のようなもの。
わたしたちの人生には常に不安が伴います。

例えば、カバンに入れたはずの財布が見当たらない時
　「家に置いてきたのかな」
　「どこかに落としたのかな」
　「誰かに盗まれたのかな」　など
いろいろと想像を巡らせて、不安になることがあります。

その他にも、
　「試験に受かっているだろうか」
　「自分は嫌われてはいないだろうか」
　「今後の生活はどうなるのだろうか」など
さまざまな不安がめぐるものです。

不安はわたしたちの心の状態によって、感じ方が変わります。
　隠れて出てこないこともあれば、
　ちょっとだけ出てきてソワソワすることも。
　強く前に出てきてどうしようもなく不安になることもあります。

不安を強く感じるときは、
心の調子がイマイチなのかもしれません。

わたしたちは、1日として同じ日を過ごすことはなく、
変化のある毎日を過ごしています。
心の状態も同じです。
晴れの日もあれば、雨の日もある。
穏やかな日もあれば、台風のような日もある。

そしてわたしたちは、
いつも何かしらの不安を感じてしまうものです。
不安を感じない日はありません。

そう考えたときに、
不安とトモダチになることを思いつきました。

トモダチとの関係は、
良いときもあれば、悪いときもあります。
不安も同じです。

生きているから、不安に感じるのは当たり前。
不安をコントロールできないのも当たり前。
不安を感じる自分は当たり前なのです。

不安を敵に回すのではなく、
不安はトモダチ、味方ととらえ、
うまく付き合いながら一緒に生きていきましょう。