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忘れられない先生

今日は現在募集中のお題の#忘れられない先生について。

小学校から高校まで、ドラマの中の金八先生などを除いて、この先生素敵だなと思った人に出会ったことは一度もなかった。

そんな私が立教大学に入って、1番初めの英語の授業。

教室に入るとDef Techの音楽、(多分Power in Da Musiqだった気がする)が爽快に流れている。

担当は日本人の女性の先生で名前はクミコ。

授業は全部英語で、最初にクミコが「You can call me Kumiko!」って言ったのが衝撃だった。

ああ、これが大学なんだ!これが私が探していた自由なのか!と思った瞬間だった。

最初はちょっと戸惑っていたけど、途中から皆クミコクミコ〜!って普通に呼んでたなぁ。

その授業では、学期のはじめに4人グループが割り当てられ、基本的に全てグループで一緒に行った。

私のグループは、女3人、男1人という、観光学部ならではの男女比で、グループ名は「アブラカタブラ」 (なぜ?)

授業では、基本的に英語しか話してはいけなくて、日本語を話していると、イエローカードが渡され(確か本当に黄色いカードだった)、イエローカード三回でレッドカードになって、確かちょっと成績に影響した気がする。

日本人同士で英語話すのって、最初はなんか照れくさいんだけど、慣れるとなんてことないのよね。


授業の具体的な内容はあまり覚えてないけど、一つの活動で、外国人観光客がどうして日本に来て、何をしたいのかを実際に街に出てインタビューしてくるという、観光学部らしい活動が印象に残っている。

インタビューする内容を教室でグループごとに話しあった後、クミコにいってらっしゃい!と送られ、グループごとに都内近辺の観光地へ散らばった私たち。

私のグループ、アブラカタブラは浅草へ。

人見知りな私もグループでなら怖くない!

1人が話して通じなかったら周りがサポートする形で協力しあい、なんとか充分な数のインタビューを英語で遂行したのだった。


この活動を通して、外国人と英語で話すことが楽しいと思えたのと同時に、頑張れば通じるという小さな自信がついた気がしたのを覚えている。


大学を卒業後、アメリカの大学・大学院へ進学し、就職した今、この授業が、大学1年生の最初の学期にあってよかったな、と思う。


So...


Thank you, Kumiko!❤️




ちなみに、浅草でインタビューした時の写真がこちら。

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うわっ、キンパツ!



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