シャローム!
今回は私の創世記1章の学びのメモを書き残しています。
随時更新中です!!
目次
1節
・ヘブライ語で7文字の文章
・4文字目のאֵ֥תがヘブライ語のアルファベットの最初と最後の文字
→黙示録22:13のアルファ(Α)とオメガ(Ω)
・箴言8章
→神様の知恵が天地創造をした(はじめに知恵があった)
・ヨハネ1章
→はじめにことばがあった、ことばは神であった
・神(אֱלֹהִ֑ים)という言葉はאֱלֹהִ֑ים(エロヒーム)のみ
→聖書学者の学説では、古代の多神教の中の人々がこの箇所を読んだ時に「天地創造をする全能の神様はどの神様だろうか?」と考えさせるためだと主張する学者がいる
→創世記2:4において、この神(אֱלֹהִ֑ים)がיְהוָ֥ה אֱלֹהִ֖ים(ヤハウェ・エロヒーム)であると明かされる
2節
・これからはじまる天地創造の構図を3日と3日に分ける言葉תֹ֨הוּ֙ וָבֹ֔הוּ
(詳しくはこの記事)
・深淵תְּהוֹם(テホム)
→古代の世界観で暗闇を表す
・聖書においてとても大事なキーワードであるרוּחַ(ルーアッハ)
→霊・息・風といった意味を持つ
・その神様のרוּחַ(ルーアッハ)がמְרַחֶ֖פֶת(メラへフェト)していた
→申命記32:11など、鳥がパタパタする様子を表す言葉として用いられる
→イエス・キリストの洗礼の場面につながる(マタイの福音書3:16)
神様の霊 רוּחַ(ルーアッハ)が鳩のように降った
・神様の霊 רוּחַ(ルーアッハ)がこの深淵תְּהוֹם(テホム)の上にある時点で既にその深淵は中立的な水になっている
3節
・天地創造の中で「仰せられた」が10回
→エジプトの10の災い
→十戒
などに関連する
4節
・神様は、天地創造に対して「7回」良しとされる
5節
・夕があり、朝があった
→聖書を読むときは現在の1日の流れで読んではいけない。夕が1日のはじまりであり、朝へとなる
6節
・古代の世界観を理解するためにこの大空רָקִ֖יעַ(ラキア)は大事なキーワードになる。
→大空רָקִ֖יעַの上にある水(後にノアの箱舟で天の水門が開いて降ってくる水) と 大空רָקִ֖יעַの下にある水を隔てる透明な板のようなもの(エゼキエル1:22など)。英語でfirmamentと検索すると図などが見れる。
9節
・モーセが海を割り、乾いた所が現れる場面と関連(出エジプト14:22)
10節
・「神が見られ」良しとされる。
→神様は良しとされたものを共有するが、人間を含む被造物は「目に良いものを自分のために取る」
→創世記3:6、創世記6:2など聖書の中でよく登場するテーマ。
11節
・創世記1:29の人間と対比されている(詳しくはこの記事)
14節
・定められた「時々(מֹ֣ועֲדִ֔יםモアディム)」は後のユダヤの7つの祭りをあらわす言葉として使われる。
16節
・古代の世界観で星は神々を象徴するものとして考えられていた。(詳しくはこの記事)
21節
・古代の世界観でとても大事なテーマの海の巨獣 תַּנִּין(タニン)を神様は創造される。(詳しくはこの記事)
26節
・かたち(צֶלֶםツェレム)は(偶像などを含む)像をあらわす言葉として
・また、אֱלֹהִ֔ים צֶלֶם(ツェレム エロヒーム)は中近東の古代文明において王の称号として使われていた。
→エデンの園という神様が臨在する神殿において、神様を具現化する者としての人間
28節
・「生めよ。増えよ。地に満ちよ。」という祝福がアダムとエバはじめ、アブラハム、ダビデ王家へと流れていく。(詳しくはこの記事)
・支配せよ
→神様の祝福が海の魚、空の鳥、地の上を這う全ての生き物に行き届くようにする役割を人間が持つ
31節
・非常に良かった(6日目)
→6日目に集める二倍のマナと関連性(出エジプト16:5)