これ、何読まされてるんだろう?

スティーヴン・キングの「ダークタワー」って本を読んでるんですけど。
これが長いんですよ~
ザッと数えた感じだと、500万文字くらいあるんです。

全14冊あって、ようやく4冊目を読み終えたところ。
「毎日1%ずつ読んでいけば、100日あれば読み終えられるか」と思って始めたんですけど。よく考えると、500万文字あるってコトは、毎日5万文字ずつ読んでいかないといけないんです。

で、「ムッチャおもしろいとこ」「そうでもないとこ」があるわけなんですね。おもしろいとこは、ザクザク読んでいけるんですけど、そうでもないところは時間がかかるんです。
「これ、何読まされてるんだろう?」って気持ちになってくるんです。でも、読み続けるしかない。

自分で小説書いてる時も同じなんです。
調子に乗ってる時は、何も心配するコトないんですけど。不安になってくると、「これ、何書いてるんだろう?」って気になってくる。でも、書き続けるしかない。

ま、逆を言えば、そこが長編小説のよいところで。
「全部をおもしろく書く必要なんてない」んです。また、そんなの不可能だろうし。
どんな一流の作家でもツマンナイ部分っていっぱいあるんですね。

そういうコトを知れるだけでも、長い作品を読んでみる価値はあるかな~と。

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