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3行日記 2024年2月29日【卒業制作の行く末は】

美術系大学は卒業制作シーズンですね。先日、六本木の国立新美術館へ行ったときは「第46回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展」をしていて、そんな時期かぁと思いました。国立新美術館で卒展なんて、地方の美大を出た私は羨ましい限りです。

卒業制作といえば。
大学時代に描いたたくさんのキャンバスの置き場が無くて、田舎にある母方の祖母の家に何年も置かせてもらっていました。田舎の家は広いのです。
しかし、祖母も亡くなり、何年間も空き家になった家がついに売れたので、家の中の物を整理しなくてはならないことになりました。しかも2週間以内に。えー

今週末はさっそく両親と共に祖母宅を整理しに行く予定です。私は主に自分の作品をどうするか考えます。車に乗るくらいの大きさのキャンバスなら自宅に持って帰ることもできますが、何十枚も持って帰っても置き場がありません。
それより、卒業制作で描いた大きな作品が確か3枚あったはず・・・。
いや、4枚?
それは100号というサイズで、大きさは1m62cm×1m30cm・・・・・
ふすま2枚分くらいの大きさです。
自宅に置いておくには大きすぎます。

油絵は四角い木枠からキャンバズを外して丸めることもできますが、それにしてもかなり大きいと思います。だからと言って、捨てるのもなぁ。

何年経ってもやはり卒業制作は特別な思い入れがあります。世間で評価されなくても、あんなにフレッシュで混沌した作品、自分の人生でもう二度と生まれることは絶対に無いと断言できます。

美大・芸大を卒業したみなさんは、その大作たちをその後どうしているのでしょうか?


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