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3日目:教えて小山田さん!①

4月16日(土)、今日・明日はなんとあのドメーヌオヤマダの小山田さんが講師としていらっしゃる!ということでワクワクしながら登校。日本ワイン好きなら知らない人はいない(はず)の造り手さんです。

この日に予定されていたカリキュラムはこちら。

・ブドウ園の開設と苗木の植付け/年間を通しての畑作業
・ブドウの生理と形態
・ブドウ樹の一生

1.ブドウ園の開設と苗木の植付け/年間を通しての畑作業

まずはブドウ園を作るための資材とか作り方とかのお話し。垣根の畑を作るにはどんな資材が必要でそれがいくらくらいかかるのか?途中小山田さんが実際作った時のデータなども開示され、なかなか生々しい話。でも実際やるならきちんと考えておかないといけない費用だよね。今はさらに資材が高騰してきているそうです。
あとはブドウの生育ステージと、それぞれのステージに何をするかをざーーっと説明していただく。これはもうやってみないと分からない。作業記録を残しておくことが大事とのこと。(翌年の計画を作る上で)

2.ブドウの生理と形態

植物ホルモンとは何か?という話と、ブドウの幼若性、光合成、成熟現象、寒害などの話。かなり学術的なお話だった。

3.ブドウ樹の一生

そもそもブドウの根とか葉とか花房とか、それぞれの部位についての説明。これはかなり生物で出てきそうな話。この2と3は資料読んでおいてね的なかなりすっ飛ばした説明でした。

4.品種とクローン

これはカリキュラム上は翌日になっているが、翌日の実習時間を取るために前倒しで説明。そもそもクローンとはという話と、代表的なブドウ品種について。それぞれの品種について小山田さん的な意見(「これ日本でわざわざ作る必要ある?」とかw)を聞けて一番楽しい講義だった。

小山田さんの講義はボリュームが多くてかなりハイペースの説明だった。どうやら以前はもっと多くの時間をかけて教えていたものを今は2日間で終わらせなければならないようで、資料もかなり飛ばしながらの説明。後で資料は配布すると言われたけど、事前に配布してもらった方が予習もできるし話を聞きながら書き込みも出来るし有難いなと思った。でも実際にワインを造っている方のお話しは面白く、受講生からの質問も沢山出て充実した1日でした。

つづく。

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