「恋愛(恋人)は所有物ではない」と気づいた話

こんにちは!お腹すいた!
最近やっと気づいたことがあったので書いていきます。

恋愛(恋人)は「所有物」ではないということです。

そしてあなたも恋人の「所有物」ではないということ。


・・・ご存知でしたか?笑

いままで圧倒的に「頭」で恋愛をしてきたわたしはずっっっと勘違いしていました。
恋人になるということはまるで自分が相手のすべて(経験やスペック)を付け加えて良いかのような感覚がありました。

分かりやすい例を上げると、学歴に「不足感」があった場合、その学歴を埋めるために高学歴のひとを付き合うことで学歴パーツを埋める・・・のような感覚です。

彼氏を人並み(もしくは人並み以上)につくることができるスキルが身についてからはずっと不足感を埋めるために相手を選び、相手の持ち物に執着し、相手にそんな醜い姿は見せたくないのでひたすらひた隠しにし、ひとりで苦しんできました。。(かなり最近まで)

また自分自身も相手の所有物になったとどこかで思っているので、お付き合いが始まった途端、人生のすべてを捧げるような感覚がありました。
(仕事選びや自分のお金の使い方までいつもどこかに彼の存在がいるような感覚)

その感覚は最初はすごく楽しくてまさにaddicted to you(宇多田ヒカル)のような感じから、どんどん依存関係が始まり、We found love(リアーナ)のように落ちていく感覚があり、大量にカロリーを消費し続け、疲弊する恋愛でした。
そしてボロボロになり私生活のかなり多くの部分に悪い影響を与え続けます。。

だけど最近気がついたんです。
わたしがどんなに自分にない経験もしくはほしいスペックを持っている人とお付き合いしても、自分がそれを手に入れることはないし、逆に相手がわたしの持っているものをどんなに欲しがろうと、相手にあげることはできないということに唐突に気が付きました。

そしてわたしはもうなにも欲しがらなくても、なにも持っていなくてもいいじゃないか、ふと思ったんです。

恋人は人生をシェアすることはできる(一緒に同じ時間を過ごすとか、結婚するとか)はできるけど、出会う前の経験も相手の持ち物も所有することはできなかったんです。
できないことをしようとするから無視が生じてずっと苦しかったんだなとやっと気づくことができました。

実際にお会いしたことはないし、本当にあるのか分からないけど、噂に聞くような商社勤務の旦那さんに着いていった常駐妻が現地で旦那さんのスペックでマイントを取る・・・みたいなことはとても苦しいんじゃないかなと思います。

旦那さんのスペックはあなたのスペックじゃないのに、きっとマウントを取ってしまう理由の中には「こんなすごい男に選ばれたわたしってすごいでしょ?」という承認欲求のようなものが隠れているんじゃないかなと思います。

以前のわたしはそうでした。
「年下外国人の彼氏がいるわたし」「年下の高学歴男性に選ばれたわたし」
(・・・年下好きだな笑)

それはまさに自分に対しての自信のなさや不足感の現れでした。

そしてそんなことも実はずっと分かっていました。笑
だけどどうしても追い求めることを止められなかった・・・
(その理由はこちらに繋がっています。)

いまこんな風に少しだけ冷静に考えられるようになった理由はやはり、好きな人の存在は大きいです。
その人からなにか教えられたとかそういうわけではないですが、その人に「心」で惹かれて、好きになって分かりました。

彼はもしかしたらすごい人かもしれないし、すごくない人かもしれないし分かりません。笑
だけど彼がすごいかすごくないかはあまり気にならないのです。

そして彼の今までの経験も学歴も全てがわたしのものになることはありません。
と同時にわたしの今までの経験が彼のものになることもないのです。

(だけどそれは悲しいことではなく、所有物ではないからこそ、すべての出来事に感謝が生まれ、歩み寄りを行うことができるんだと思います。
そして好きな相手に好きと言われることは奇跡です。)

わたしがこのような所有という考え方になったもうひとりの理由は、やはり育ちにあって、いわゆるアダルトチルドレンとしてどこかでずっと親のために生きてきたところから来ていると思います。

ずっと親の「所有物」である意識がありました。
恋愛でこの価値観に気がついたとき、わたしは親の所有物であることも少しずつ止めることができてきたような気がします。
(最近は親とはすごい良い関係なんだけどね)


・・・・・最後うまくまとめることができないのですが、好きな人って偉大ですね!!!!笑

→※そのあとこの恋愛は終了を迎えました笑(2023年3月)
 だけど自分的にも相手を信じることができた良い体験だったのでこのブログは残しておきたいと思います!

最後に未来の自分に向けて書き残すことがあるなら、、
いまはこんなに自立?してしっかりしてるけどまたいつ前の感じに戻るか分からない、絶対に戻らないとは言い切れないかもしれないけど、それでも少しずつ変わってきてるから大丈夫だよ。と伝えてあげたいです。

そして今まさに同じように自分の中の「不足感」を埋めるために頑張ってしまって苦しくなっている女の子は他にもたくさんいるんじゃないかなと思います。

信じられないかもしれませんが、
あなたは可愛いです。
あなたは魅力的で、すでにたくさんのものを持っています。
そしてなにも持っていなくても(そう感じても)大丈夫です。

過去の自分にもしこの言葉を届けることができても絶対に信じないので(笑)この言葉が届かないことも分かります。
だけどほんの少しだけでも、「もしかしてわたしって大丈夫なのかな」って思ってもらえるといいなと思い書きました。

もしここまで読んでくれた人がいたらありがとう!笑



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