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『日本という方法 おもかげの国 うつろいの国』 そしてあのPodcastが帰ってきた! サイバーパンクの時代を知っていますか。

最近私はますます「日本の成り立ち」を知るということが今の変化の大きな時代に必要なのかなと思うようになりました。
ChatGPTのような「大規模言語モデル」のチャット型のAIが誕生し、それと会話するには、深い日本語の知識や文化・歴史を知っていればいるほど
AIと会話するこで深い理解が生まれる。


このお二人の対談を聴いて、初めて松岡正剛氏を知りました。
そしてこの本を読み始めたのです。


私はこれから、このような「おもかげ」や「うつろい」が日本文化の多くの場面、たとえば能や連歌や俳諧に、また水墨山水や茶の湯や近代工芸に、また神仏習合思想や江戸の儒学や国学に、さらには明治・大正の哲学や童謡などに、どのようなプロフィールとしてあらわれているかを説明していきたいと思います。

『日本という方法 おもかげの国・うつろいの国 (角川ソフィア文庫)』
(松岡 正剛 著)より

まだ読み始めた所なのですが、この本は単に日本の文化を語っているものではありません。

「日本という方法」

つくづくこの日本という国は面白い。
私は父の持っていた梅原猛氏の本に出会い、その面白さに梅原氏の本をかなり読みました。
そこには丹念に日本中を取材され、梅原氏の膨大な知識と、人間とはどういものかという洞察のようなものから導き出される日本がありました。

ただ、松岡氏や梅原氏の著作からは、日本は、「日本とは」というような単一の括りでは全く表現できない多様性があり、移ろっている?

本書のタイトルは「日本の方法」ではなくて「日本という方法」です。  これはどういう意味かというと、一言でいえば、日本は「主題の国」というよりも「方法の国」だろうということです。

『日本という方法 おもかげの国・うつろいの国 (角川ソフィア文庫)』
(松岡 正剛 著)より


私の過去の読書経験は、この「日本という方法」という表現に大きく反応しました(笑)。
この「日本という方法」の文脈?編集方法?と、AIやブロックチェーン技術などによって、何か今の世界には無い文脈のシステムが生まれて来ないかな・・・、とか。

もうすぐ80歳になられるという松岡氏。

日本の歴史の流れが、いつまで経ってもよく解らないでいる私にとって、
今まで読んだ歴史本の視点とは全く違っているけど、日本がもっとリアルにイメージ出来ています。
ワクワクしながらまた少しずつ読み進めたいです。



話は変わります。
あの伊藤穰一氏のPodcastが帰ってきます。

今回は「特別編」。
サイバーパンクと聞いて解かる人は、どこでどんな青春時代を送っていた人なのでしょうか。
私の世代の話なのですが、私はこの「サイバーパンク」という言葉は知りませんでした。
でも80年代アメリカンポップスには、かなりハマっていて、懐かしい曲がたくさんある時代です。

今回の伊藤穰一氏の「その時代」の話には、びっくり!
本当にこの時代の最先端におられたのですね。
この時代の情報や音楽満載の、とてもレアなPodcastです!


Joi Itoとサイバーパンク

ここからはシナダがお届けしてまいります。 そして、お久しぶりです!

Joi Ito's Podcastロスに陥ってるみなさんに!特別編をお届けすることとなりました。今回は、ポッドキャストの収録中にちょろちょろ登場したものの、シナダ自身がよく分かってなかった「サイバーパンク」についてドキュメンタリータッチで描いてみました。

当時、私は中学生ぐらいだったのですが、よく深夜の番組とかで、バーチャルリアリティとか、コンピューターグラフィックスとかなんだか尖った番組をたくさんやっていたよなあというのを思い出しました。そうか、Joiさんはあの時代の先頭を走ってたのか!!と調べながら何度もびっくりしました。

いやーすごい。 当時の音源を探すのもすんごく面白かったですよ。今回は調査中に出てきたものの、番組では含められなかった内容をピックアップしたいと思います。もちろんいつも通り難解な言葉も解説して参ります!

特別編:サイバーパンクと、その時代より


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