先読み!シリーズ④:第3章まとめより

1・2章は「構想する」ことをメインに書いているのですが、3章は「伝える」という観点で書いています。ここでの鍵は「物語」

◆物語とはそれを聴く人の感情を揺さぶり、心を動かす何かを生み出す。感情を揺さぶられる話は、そこに臨場感を感じ、臨場感は自らのインサイドアウトから生まれる

◆物語の5要素とは、ワールドモデル、キャラクター、シーン、ストーリー、ナレーターのこと

◆相手に響く提案とは「望ましい状

もっとみる

攻殻機動隊は「Too dry」と言われたので、日本のオタク文化についてレクチャーした話

シリコンバレーのエンジニアさんは「攻殻機動隊」を知っている率が高くて
(私調べ)ある人に「作中にあまり感情の起伏がないのでドラマチックじゃない」って感想をもらったので、京アニ原理主義者、全力でオタク文化を説明しました。

日本人はとても繊細で、1つの言葉や1つのアクション、1つのシーンから
たくさんの情報を得てそこに想像力を加え、物語を受け取る力に長けている。
だから、画面の向こう側からあまりに多

もっとみる

今日は朝から大学の講義の連チャンで夜は松岡正剛さんと読書会だったから都合12時間くらい勉強した。頭がクラクラ。でも勉強してみると自分なんか全然何もわかってないんだとはっきりわかる。だから人間は考える。何歳になっても考え続ける。わからないことにこそ物凄く楽しいことが潜んでいるのだ。

サハラ砂漠という夢、そしてタンジール

砂が、特にサハラの砂が、というかその砂漠がとても好きなんです。

初めてサハラ砂漠を見たのは1991年の12月のことで、エジプト・アスワンの郊外でした。大学の研修でエジプト滞在中だった私、アブ・シンベル神殿を見に行ったときのことです。それは広大なサハラ砂漠の東の端っこで、まだまだ砂漠の入り口にしか過ぎない場所でしたが、その圧倒的な光と熱に、瞬く間に惹きこまれました。

すくい上げた砂は小さな小さな

もっとみる

松岡正剛さんYouTubeデビュー!

構想2年、ついに始動します!

知の編集工学者、松岡正剛さんがYouTubeで番組を4月からスタート!
題して
ツッカム正剛 【松岡正剛の千夜千雑】

雑学、雑談、雑念、雑音、雑誌、雑踏、雑煮、雑木、雑種、雑多・・・雑知。
この世界のあらゆるヒト・モノ・コトを、わけへだてなく、
松岡正剛がいちいち”ツッカム”でいく『松岡正剛の千夜千雑』
この「ツッカム正剛」はそんな”雑知”なYouTube動画

もっとみる

【知の交易地】を目指す

平成31年3月10日 毎日ARUYO通信第204回
【知の交易地】を目指す
~~~~
昨日の続きになりますが、
松岡正剛さんは、
既に存在するものの組み合わせがオリジナリティーになる。
そこにクリエイティビティが存在する。
と仰っています。
彼は、これを【クリエイティビティー】という言葉で表現していますが、
それを【イノベーション】という人もいますよね。
例えば、【模倣の経営学】の井上先生なんかが

もっとみる

【情報編集力】=【プロジェクト編集力】

平成31年3月9日 毎日ARUYO通信第203回
【情報編集力】=【プロジェクト編集力】
~~~~
見渡せば花ももみぢもなかりけり、浦の苫屋の秋の夕暮れ

これは鎌倉前期の歌人・藤原定家が詠んだ歌です。
ここから日本文化がスタートしたとも言われています。
何故、そこまで言われているのか?
というと、
不足のものをネガティブに捉えない、否定的に見ない
という考え方をした。
【ないもののクリエイティビ

もっとみる

松岡正剛とドミニク・チェン「謎床〜思考が発酵する編集術〜」

「IT業界の異端児ドミニク・チェン、編集工学の扉を叩く。」

** **

メディアコミュニケーションの先駆、ドミニク・チェンと、ソロモンの知恵ともいうべき松岡正剛との十数時間にも及ぶ対話を収めた、謎は謎を呼ぶように繰り広げられるトーク。

本書は謎はどんな編集によって生まれるのか、ということを扱っている。

本書が取り扱っている謎は大きく三つ。

** **

** **

➀情報はどのように育

もっとみる

なぜ日本人は「調和」を大事にするのか?

「調和」を壊したくない日本人 

前回、なぜ日本企業は「仕事」ではなく「人」で評価と給与を変えるのか?という問いに、それは調和を大切にしているからだ(だから人を見る職能等級が普及したのだ)と答えました。

今回は、なぜ日本人は調和を大事にするのか?を考えてみましょう。

日本人の特徴を示す面白い話があります。心理学者の河合隼雄が『ユング心理学と仏教(2010/1/16,岩波書店)』の中で書いた、日

もっとみる

代官山T-SITEの所沢版

今日、生まれて初めて所沢の地に足を踏み入れた。小学生みたいな感想になってしまうが、やさしい人が多かった「気がする」。中央線は殺伐としている「気がする」から、余計にほっこりできた「気がする」。

所沢と言えば、

・『となりのトトロ』の舞台のモデルと言われる狭山丘陵
・『COOL JAPAN FOREST構想』の総本山を目指すところざわサクラタウン

が、脳裏に浮かぶ。

とりわけ、ところざわサクラ

もっとみる