第1回応募作品への「覆面編集者コメント」をご紹介!その2

※「その1」の続きとなります。

※「その1」はこちら https://note.mu/henshu_ckr/n/nae933a875bc0

※敬称略


74 ショートショート「家族ごっこ」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n6e725fe69f35
とても「ほっこり」とさせられる内容でした。小気味良い文章にも味がありますね。

75
ショートショート「キラーマート」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n40ffaab2c4eb
淡々と語られるなかにも、タイトルに偽りなし、と思わせる“鋭さ”があります。こんなお店があったらお客としても怖いですね・・・・・・。

76
ショートショート「空飛ぶ男と透明人間」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n1793ea39b07c
特異の能力をもつ2人の会話に、妙な納得感がある。著者の見せ方が上手いのでしょう。

77
ショートショート「花」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n2396060368bc
幼い頃の夢見がちな純愛と、大人の現実感ある恋愛。それらが対比的に描かれて、興味深いお話でした。

78
ショートショート「非常ベル」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n88ef0ba371d2
息つく間もない、主人公の語りかけが秀逸でした。良い意味でするっと読めるショートショートです。

79
ショートショート「捨てられない鍵」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/nad41613c9edf
鍵って、秘められた想いのような暗示が含まれていて不思議な言葉ですよね。読んでいるこちらも恥ずかしくなるお話でした。

80
ショートショート「ふとし君」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/ne343029d2332
「唐揚げナイト」そんな夢のようなイベントも私もやってみたいです。ビールがあれば完璧ですね。

81
ショートショート「宇宙飛行士と魔法のランプ」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/nbdac9465272a
もしかしたら今の地球は、猫さんに救って頂いたのかも知れません。深みを感じさせる一作。

82
ショートショート「被害者から加害者へ」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/ne7413862cd10
皆が皆を想い合っている。ある意味、そんな世界が来れば良いのにと感じさせる一作。

83
kaori(R18) aina
https://note.mu/aina134/n/n9ff19c69c938
風俗で働く女性の忙しい「日常」が淡々と描かれています。その状況を冷静に見ているところが、新鮮でした。

84 人生に後悔はないと思っていた 吉崎 (140字小説)https://note.mu/0y0480/n/n0a7d237a6d83
そうきたか!と思わせる裏切りのあるショートショート。「選ばなかった道」との対峙が人を悩ませることを改めて感じます。

85 (掌編)歌うたい 大場さやか
https://note.mu/sayakaya/n/n47598dc09402
歌を歌いたい、伝えたい、"誰か"に歌いたい。強く思うと、そのほかの人にも伝わる。さわやかな気持ちにさせる掌編小説。

86 一目惚れ みた えいが
https://note.mu/036036/n/nc37750edc768
まさに「二度読みたくなる」ショートショート。少女の恋模様のように思いきや、最後に裏切られます!

87 パンクロックと箱根駅伝(長編 プロット)サカイ https://note.mu/kobokora1/n/n802502ab2589
パンクロックと箱根駅伝、という異色の組み合わせが興味をそそる良いフックとなっていますね。

88
「オモイノカタチ」(長編プロット) comic_monday
https://note.mu/comic_monday/n/n8dfbf696b8a8
クリエイターものの小説は、編集者として非常に興味をそそられます。

89 尊い徒花 藤崎 枝直
https://note.mu/enao_fujisaki/n/n42b4eca8091a
思わず引き込まれる文章。ふたりの先のない、悲しいけれど、大切な関係性が伝わってくる。互いの心情や関係性がわかったようでいて、まだわからない感覚が強く残り、何度も読み直したくなる。

90 一度きりの人生だから怖いのか 吉崎(140文字小説)  https://note.mu/0y0480/n/nab0e1185f553 
「人生は一本の長距離走ではなく、短距離走の繰り返し」。
そのことを気づかされます。

91 モア・ライト - さいごの手紙 yosh.ash
https://note.mu/yosh_kyoto_ash/n/nad83b56ba5e0 "
※同名の「モア・ライト」とあわせてのコメント。
小気味良い文章が読みやすい。短文を意識して描写を重ねることで、読みやすい文章を作ることができる、という好例の一作です。

92 返信 ぶんちゃん
https://note.mu/jjunb/n/n0f1f444cbdf5 
返信の内容は一体何なのか、彼とはどのような関係なのか。最後まで困惑させ、ワクワクさせる飽きのこない文章が素敵でした。

93 なぜ○○なのか 吉崎 (140字小説)
https://note.mu/0y0480/n/n7792ba4e174f
勢いのある展開と、「なぜ○○なのか」のオチがおもしろい。

94 AIの中の人 ぶたしゃぶ
https://note.mu/butasyabu/n/na7d2a21541d7
「AIの中のひと」というタイトルがずるい。最近、AIやロボットというキーワードを頻繁に見かけるようになりましたが、そのなかに人がいるかのような、ツッコミ感満載のタイトルが秀逸です。「時流を捉える」×「ツッコミ感」、人に読んでもらってこその小説には欠かせない要素です。

96 「雛人形」水谷健吾@小説で生計を立てるまで
https://note.mu/mizutanikeng/n/n37554c3783ec
設定と結末のつながりが非常におもしろかった。ぞっとする読後感がいい。

97 日常からの脱出 水谷健吾@小説で生計を立てるまで
https://note.mu/mizutanikeng/n/na27f7888d081
メタな構造でおもしろかった。日常からの異常性にいたる文章が刺激的です。

98 独白 水谷健吾@小説で生計を立てるまで
https://note.mu/mizutanikeng/n/nbb4cd55a75fc
「普通」の感性の中に、異常性が眠っていることを思い知らされます。

99 人間ならでは 吉崎 (140字小説)
 https://note.mu/0y0480/n/nf519397cd19d 
成功者のかたるオチ、おもしろかったです。彼自身は、「目的地に向かう加速度」を幸福に感じているから、「結婚」という目的地についてしまうと「幸福」に感じないのかなとも感じました。

100 足下の白菊 日向白猫
 https://note.mu/hinat日向白猫a_no_engawa/n/n1c3f8e1ff1a6
冴えない男のニート生活に現れる少女。「よくある」日常の中の、非日常はどのように話が進むのか。結末には驚きでした。

101
オトメゴコロ 嘉藤千代
https://note.mu/lol_chiyo5/n/n66fe8516ff00
おもしろい! じっさいの言動とは裏腹の心情、思考、不器用だけど正直でまっすぐな心模様が、伝わってきました。男女共通の話、みんな悩んでいるのかと安心もしました。

104 キオニコール 矢口慧
https://note.mu/koodama/n/nbf02031bb79a 
キオニコール、ふと何の意味だろうと気になりつつ、読み進めていくと’彼女’の造語であることがわかる。良い意味でひっかかりのあるキーワードを提示して、読者を惹き込んでいく手法がGood。/表現がとても優しく繊細で、彼女への主人公の気持ちがすごく伝わります。心情の捉え方が素晴らしいです。

105 目の前に、夢と妄想 にじいろ
https://note.mu/sh_rainbow/n/n6480b84d6f6b
学生時代のあの薄暗い教室に差し込むオレンジ色の明かりと、教室の匂い、あの頃のそわそわした感情と、進めたくても進められない妙な恋の駆け引きを思い出しました。よくある青春時代の恋愛の話ではありますが、人気の彼ではない隣のひとで、優しくて、共通のものもあって、"わたしだけの恋、わたしだけの妄想"が伝わってきました。思わず、にやけてしまいました。僕は男なのですが…笑

106 長編小説プロット『破滅と花嫁』羽黒 彗https://note.mu/meteor_suisui/n/nb18d328c30b5
少し懐かしさを感じさせるスペースオペラ。個人的には、ハードSFでも、ソフトSFでも、SFものは大好物です。

107 見つけた才能 栃尾江美
https://note.mu/emitochio/n/n86f268392032
それぞれの視点から書いている構成がとても良く、すれ違いが明らかなのでとても読みやすかったです。感想やアドバイスを受け取った後の彼女側の続きがとても気になります。

108 ビオトープ企画(997文字)一鷹 https://note.mu/1hawk_jp/n/n8d9f1e61edea
「ビオトープ施工管理士2級」という職種が気になります。

109
風を追って一鷹
https://note.mu/1hawk_jp/n/na13f2c4447db
叙述的で、繊細な印象を与える文章でした。

110 ショートショート「シークレットシートベルト」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/ne63e59987498
心の重しがちょっとだけ軽くなるような、ほっこりとしたお話でした。

111
ショートショート「ずぶ濡れの男」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/nf9afcca67337
言われてみれば、「虹は光の屈折」という味気ない説明のせいで、虹への興味が薄まってしまっていたことに気がつきました。

112
ショートショート「なみだ屋」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n9dee4569916f
何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、と改めて感じさせられる一作でした。

113
ショートショート「バクの腹」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n4673cdb14ef1
どんな落ちをつけるのだろうと期待して読んでみたら、別の意味で「夢」があるお話でした。

114
ショートショート「山びこの隣人」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n4bf28e74eeb2
合わせ鏡から発想を膨らませたお話でしょうか。その発想はなかったと感心する一作。

115
ショートショート「雨あがりの犬」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/nd384242f0380
ほっこりとするお話が得意な作家さんという印象です。

116
ショートショート「街灯のふたり」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/nbd9cf464e8e2
カップル、いやここはあえてアベックと呼びましょう、そんな2人の空気感がお店に滲み出ているお話。

117
ショートショート「dogcom.」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n1a2fc5c43f7f
今後ますます進化していくであろう、対話型AIもこんな気持ちで使っていくことになるのでしょうか。

118
ショートショート「思春の木」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n11405de06e1e
思春期をもじったかのようなタイトルからコメディタッチを想像していたのですが、実はほっこりとするお話。

119
ショートショート「声についての解釈」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n6cdff8e135de
小説の描写として用いられる表現を、掌編として膨らませたお話。その発想はありませんでした。

120
ショートショート「願いチョコ」※応募後ページ削除  https://note.mu/ong_lai_so/n/nb0eb0cb33192
人間の欲望を捉えた小説は、普遍的な面白みがあります。

121
ショートショート「ある梅雨の出来事」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n72ac2578c6c6
空から降るお魚やお塩、翌朝には白銀の世界、想像力をかき立てられるお話でした。

122
ショートショート「私だけの声」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/n5a8fc7927d70
とある力を持った実を通したお話。ほっこりとさせられました。

123
ショートショート「誰からも見える幽霊」 小狐裕介 https://note.mu/kogitsuneyusuke/n/nea0c866789a8 
「誰からも見える幽霊」という逆転の発想がユニーク。月がドアノブで異次元への入口、そして、そこに入ると親戚と言う名のやさしさに触れられる…とう設定の面白さが印象に残りました。

124 短編小説:月 hnd
https://note.mu/hnd/n/n8b36ecaa7871
すごく幻想的なイメージを頭に抱かせるお話でした。

125 くまったな〜 hnd
https://note.mu/hnd/n/nadb3c34d0df7 
くまの着ぐるみを着て日常生活を送る人間、そんな姿をイメージしたら、ちょっとクスッとさせられました。/頑張ることにちょっと疲れた人に、栄養ドリンク代わりに勧めたくなりました。僕も、もう少しやってみよう!と思えました。

126 優しさへの、その一歩 hnd
https://note.mu/hnd/n/nd9f788be68f3
「仕事とか勉強っていうのは一生懸命にやらないと返って疲れるんだよっ」というのが私にも残る素敵な言葉でした。

127 電脳ハーレムはいつか終わる 物を書く爆弾スイーツ派 https://note.mu/cafe/n/n6bd33d8afa5c 
3人組みという企画の格子は、分かりやすくてGoodです。あとは、その3人のキャラクター造形が分かるともっと良かったかな。/身体と心がつながっている、という流れからの展開に、おっ!と期待させるものがありました。

128 『やせるも人生、やせぬも人生』狐塚冬里https://note.mu/touri_kozuka/n/nefd250be67e3 
伝説のメシアがどんなヒトだろうと気になりました!/ダイエットを通じて、人の人生を表現していくという試みが物珍しい。

129 花の名前 大島智衣
https://note.mu/eomotamiso/n/ne90ec80b340d
どきどきしながらつけていく場面など、私もクボキさんを追っている気持ちになりました。最後の潤之介の気持ちがすけてそうなところもよかったです。


以上となります。

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