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病気と気持ちの関係:It's OK not to be OK

昨日友達と「病気と気持ち」の話になりました。

彼は心のあり方が強く体に影響すると信じています。

会話の始まりは

私が「嫌な抗体を持っている」と私の病気のことを表現したことからでした。

彼は病気についてネガティブな表現や悪いことをいうのはやめるべきだと指摘しました。

そこで、私は「?」となりました。

彼曰く、

「言葉は私たちの無意識にも影響する」←これはわかる

「なので悪くいうと体にも影響する」←う〜ん、わかるけど。

「自分は病気のことを悪く言ったりしない」←?

彼はもちろん、私のことを思って言ってくれたのですが、

その後も、このことが少し気になってしまいました。

なので今日は「病気と気持ちの関係について」少し深掘りしてみようと思います。

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気持ちの効果

プラセボ(偽薬)効果って聞いたことがありますか?

有効成分が含まれていない薬剤(偽薬、プラセボともいわれる)によって、症状の改善や副作用の出現が見られること。
プラセボ効果が起こる理由は明らかになっていないが、暗示や自然治癒力などが背景にあると考えられている。(Answersより引用)

プラセボ(偽薬)は治験で使われるのですが、

30-60%もの効果を発揮すると言われています。

つまり3割から6割の人が薬効のない偽薬を飲んで症状がよくなります

ということは、私たちはものすごい治癒力を持っているかもしれないってことですよね。

私たちの心の持ち方は、確かに健康や病気にも影響することがよくわかる例です。

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ポジティブ思考がネガティブになることもある

では、病気のことを不安に思ったりネガティブな感情になることは間違っているのでしょうか?

最近は、ネガティブな感情を受け入れることの重要性をよく見かけるようになりました。

オリジナルの研究論文を見つけられませんでしたが

災害があった子供に直後としばらくしてから(確か半年か一年後)インタビューした結果

災害直後、
A) 気持ちが落ち込んでいる、不安あるといった症状を訴えた子供達
B) 楽観的でなんの症状も訴えなかった子供達

を比較すると、

災害後時間を置いた時

グループAは順調に回復
グループBは反対に不安など不調を訴えていること

がわかったというものです。

そのほかにも

1300人の成人を調査する2018年の研究では

ネガティブな感情を避けている人ほど、精神的に辛い思いをしているという報告があります。

自分の気持ち(ポジティブもネガティブも)を無視して

ポジティブに振舞うことは、最終的にネガティブな結果になる可能性があるようです。

気持ちは思考とは裏腹に

ポジティブに捉えるべきだから、不安はない、大丈夫!とか悪くならない!

て思えるものでもありません。

自分の中に湧き上がる気持ちを受け入れてあげることが鍵のようです。

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自分に素直になる

確かに私も心のあり方は体に影響すると思います。

反対に、体の状態も心に影響すると思います。

心身が不調な時は、不安になったり心が落ち着かないものですよね。

気持ちがネガティブになるのは、単に、体が不調だからかもしれません。

病気になるのは気持ちだけの問題ではないですよね。

それでなくても病気になったら、

「自分が悪かったのだろうか」となることが多いのに。

病気が怖い、痛い、辛い

私は言ってもいいと思います。

それが正直な気持ちなら

そう思う自分もいいんだよって受け入れてあげる

こう思うべきっていう答えはないのではないでしょうか。

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最後に

私が病気になった時、たくさんのネガティブな思いが浮かびました。

そして悪いことを思うこと自体悪いような気がしたりもしました。

でも

昔カウンセラーの先生に言われたのですが

逃げているとどんどん怖いと思えるマイナスな感情も

向き合うと、結構大したことがなかったりする、と。

実際、私もそう思います。


病気だけに限らないことですが

自分の気持ちと素直に向き合うことが

大事ですよね。

そして、大丈夫でなくても大丈夫!


ちょうどこんなことを考えていたら

ゆうゆうさんが昨日記事に書いておられました。

とってもわかりやすく説明されていて

この記事を読みながら私の気持ちはとても軽くなりました。

優しいゆうゆうさんと一緒に幸せ研究員になりたいです🖐

てあなたもなると思います。

ぜひまだ読まれていない方はチェックしてみてくださいね。

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