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ピロリんは、うちゅうじん

パート①

「ねえ、モモちゃんどっかいこうよ。」
ピロリんがいいました。「あっそうだきょうは、
きょうりゅうてんに、いくんだよね。」あっそ
うだったピロリんありがとうね。」すっかりわ
すれてたよ。」「でも、あるきだからね。」「アイス
かおうよ。」ピロリんがいいました。「じぶんでかっ
てね。」モモちゃんがいいました「えー。」「なら百円
あげるからピロ。」「ピロ。」「もうばらすしかないピロ
ね。」「あたちは、うちゅうじんピロ。」

「ずっとバレないようにしてたピロ。」「そうしたらまずいと思ったピロ。」「モモちゃんまだともだちで、いてくれるピロ。」

「もちろんだよ。ピロリん。」「だってうちゅう
じんのともだちってめったにないもん。」「あと
ピロリんみたいなかわいいともだちってふつ
ういないよ。」「でもどうしてここにきたの。」

「それは、
わたしたちうちゅうじんは、人げんにおそわ
れていたのピロ。」「でっわたちだけがたちゅかって
それならいい人のところへいこうとおもった
ピロ。」「でっモモちゃんのところにきたのピロ。」
モモちゃんにひろわれてよかったっておもってあんしんしたピロ。」

「でもなんでぼうしをかぶってたの。」「だってもしけいさつとかにゆわれたら
だめだからばれないように。」「もうバレてるよ。」「そんなのでもだれもゆったりしないよピロリん。」

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