モス の ライスバーガー
食欲の秋です。
モスバーガーです。
言うまでもなく、モスバーガーは日本発祥のハンバーガーチェーン店です。
モスバーガー発祥の地…1号店は、東京都板橋区成増にある“成増店”であり、ここに行くことは私の夢です。
創業は1972年…、その前年の1971年には日本マクドナルドの1号店が銀座にオープンしています。
ちなみに日本で最初のハンバーガーチェーン店はドムドムハンバーガーであり、1970年に始まりました。
もっと掘り下げると、チェーン店ではないのですが、日本最古のハンバーガーショップは宮城県仙台市にある ほそやのサンド です。
創業は1950年で、日本にマクドナルドが上陸する21年も前に誕生しました。
これが日本のハンバーガー発祥のお店ということになります。
ほそやのサンドは、私も仙台に住んでいた頃は何度か通いました。
ハンバーガーの歴史を見てみるとドイツのハンブルクで生まれたハンバーグステーキを丸いパンで挟んで食べるという形式は1900年代に入って間もなくアメリカで始まっていたようです。
それを1940年代に入って、マクドナルド兄弟がカリフォルニア州に開いたドライブインでメニューに出したことで評判になり、アメリカで流行し、その後瞬く間に世界各国に広まりました。
その拡がりは“マクドナルド理論”と呼ばれ、トーマス・フリードマンさんによって、“マクドナルドの店舗がある国同士は戦争をしない”という学説が出される程の現象になりました。
今となってはそれも夢想に過ぎなかった…ということになってしまいましたが…。
日本でもマクドナルドがある街は治安が良いと言われるのは、この“マクドナルド理論”によるものです。
そんなマクドナルドが日本に上陸したのが1971年で、その翌年の1972年にモスバーガーが誕生しました。
マクドナルドとの差別化を図る為に、モスバーガーは“高価格&高品質”を掲げて、高級路線で売り出すことにしました。
この戦略がハマったということになります。
MOS(モス)の名前の由来は、Mountain(山)、Ocean(海)、Sun(太陽)の頭文字です。
“山のように気高く堂々と、海のように深く広い心で、太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って”という意味が込められています。
日本発祥のハンバーガーチェーン店らしく、”日本人の味覚にあった日本人の為のファーストフード”を作ってきました。
1973年には日本初の「テリヤキバーガー」を…そして1984年には「テリヤキチキンバーガー」を発売しました。
1987年になると、モスの代名詞とも言える「モスライスバーガー(当時は つくね)を発売しました。
“日本人の主食であるお米を使って、何か商品ができないだろうか?”という、日本の企業らしい発想で開発されました。
私は基本的に「テリヤキチキンバーガー」、「モスライスバーガー 焼き肉 」、そして「モスバーガー」…それか、季節限定をいただいています。
こうやって歴史を踏まえつつ食べると、あぁ~おいしい♪
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