アミダくじという民主主義。
昨日の午前中は、マンションの総会だった。今回の大きな議題は、マンション内から町内会長を出さなきゃいけないってこと。当然、誰もやりたくない。投票ってすると、いろいろとややこしいことが起こる。怖い。決められない。
結局、アミダくじで決めることになった。ハズレが町内会長。日本の各地の自治体が有名無実になっていく現状は、こんなとこにある。
最後は、アミダくじになる民主主義。「決める」ということは、マンション内の民主主義にとって最後にやってくる最悪のチョイス。「決めない」という方向にみんなの知恵が絞られた末のアミダくじ。
これこそが、いまの日本の民主主義なのだろなぁと感じた週末。誰が町内会長になるか!?ということより、アミダくじに決めることを話し合うことの方が優先される。
誰も「決めたくない」から、
「決めてくれる代表」を投票やアミダくじで選ぶ。
議会制民主主義は、もう限界じゃないのか!?
正直、町内会長にならなくてホッとしているワタシが語れる民主主義など、タカが知れている。どうしたものか!?
こうやって、結局、複雑になるだけ。
外から見たら、そのカッコ悪さがわかるのだけれどね。
住んでいるとわからない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?