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【褒める・たてる・モテさせる】- モテさせる

モテさせる

“褒める・たてる”の接客だけで大丈夫
という意味を解って頂けたでしょうか?
 
「おもてなし」「聞き上手」などを捨てる!
の意味を解って頂けたでしょうか?
 
会話の糸口になるネタを準備し、
気の利いた会話・面白い会話で
その場の雰囲気を作れても
“褒める・たてる”がなければ
何の意味もないという事を解って頂けたでしょうか?
 
解って頂けたと勝手に判断して
先に進みたいと思います。
 
いよいよ仕上げです。

自分の売上に変えて、
稼ぎに変える為に最も大切な接客です。
営業の世界で言えば、
クロージングにあたります。

ですから、この接客があって初めて
「ストレスなく、頑張らないで接客をして結果を出す」
が完成します。
それが”モテさせる”の接客です。
 
“褒める・たてる”の接客で
お客様のこだわり・自慢話が出てきたら、
お客様に惹かれ始めている事をハッキリ言いましょう。


ポイントは惹かれ始めている

大切なのは、あなたに惹かれ始めている
”あなたが好き”ではなく
・すごく惹かれる所がある
・すごく好きな所がある
です。
 
ようするに、
お客様に惹かれ始めている
好きになるかもしれない
もしかしたら一目惚れかもしれない
「自分でも分からない、でも気になります」
を表現するという事です。
 
具体的には
「私、そういう考え方の人、すごく惹かれるんです」
「私、そういう生き方素敵だと思います」
「私、ヤバいかも・・・」
など、あくまで惹かれ始めているという事です。
 
これはお格様をコントロール下に置くためには重要なポイントになります。

全体的に好きではなく、
ココが好きというヤツです。
 
お客様は
「もっと気に入られたい」
「自分を完全に好きになってほしい」
という感情になり、いい男・いい人になろうとします。

あくまで先に好きになり始めたのはこちら。
お客様は、それに反応して、応えるという図式です。
 
要求と対応の形をここで先に作る事が大切だという事です。
 
実際の恋愛では、
一部分に惹かれているだけなのに
自分が相手の事を全体的に好きだと思い、
それが伝わりお互いの気持ちが急展開していく
という事がよくあります。

それではビジネスにはなりません。
 
この急展開の雰囲気にならない様にする為に
“惹かれた”
ではなく
“惹かれ始めている”
は大切なポイントになります。
 
好きな気持ちと先に進む勇気がない、
傷つきたくないから自分でブレーキをかけている
という状態を表現するという事です。
 
「でもやっぱり好きになり始めている気持ちの方が強いかなぁ・・・」
とお客様に勘違いして頂く事が出来れば最良の接客です。


だから連絡先を聞きたい!

惹かれ始めているので
「もっと知りたい」「また逢いたい」「まだ一緒にいたい」
から「連絡先を教えて下さい」になります。


連絡先を聞くまでが“モテさせる”の接客です

どんなに良い感じで接客できても、
連絡先を聞かなければ“モテさせる”にはなりません。

”次指名になりそうだから大丈夫”と思っていたら指名にならなかったというのは、最後の詰めが甘かったとい事です。

逆に「反応がないな」と思っていても、
ダメもとで連絡先を聞いたら教えて頂いて、
次も指名で大逆転という事もあります。

「連絡先を聞く」は「モテさせる接客」では必須です。
お客様の反応が良いか悪いかは関係ない。
「勘違いさせる」が重要なだけ!!
 
確率の問題です。

「テーブルに着いたらおもてなしの接客をして、出来るだけ連絡先を教えて頂きましょう」

と教えられます。
「連絡先を知らないと営業も出来ないから・・・」という理由です。
 
それはその通りなのですが、
連絡先を聞く理由は、あくまでも“勘違いして頂く”です。

これを忘れてはいけません。

「せっかくお知り合いになれたので良かったら教えてくださらない?」

のレベルでは確率は上がりません。

お客様自身が次の可能性を感じている方が、
お客様が教える確率は格段に上がります。

当たり前の事なのですが、
これもなかなかはっきりと教えて頂けない事が多い様です。
ストレスにも繋がります。
 
“勘違いして頂く為”が分かっていなければ、
教えてもらえなかった時に「気に入られなかったからだぁ・・・」とストレスを抱える事になります。

分かっていれば、
「勘違いさせられなかったのだな」
「じゃぁどうしよう」
というふうに勘違いさせきれなかった接客の結果だから、
「よし!じゃあ次こうしよう」
になるだけなのです。

ストレスとは全く無縁の所で、
ドライにビジネスをする事が出来るという事です。

反応が良いか悪いかは全く関係ありません。
 
こちらも楽にストレスなく、
そして効率良く“頑張らない接客のしくみ”で結果を出す
「確率を上げる」という意味でとても重要なポイントです。
 
お客様から頂く指名は、気に入って頂いた指名ではなく
お客様が「あっオレ気に入られているのかなぁ」
と勘違いして頂く指名ですから、
褒めて・たてて・最後に必ずモテさせるまで行って、
初めて確率が上がるという事です。
 
褒める・たてる・モテさせるの接客、
3つだけでいい代わりに中途半端にブレたり、モテさせるまで行わなかったら結果は出ません。
そしてこの接客は“心ファースト”では出来ません。
 
あくまで“頭ファーストで演じる”が大前提になります。

ブレずに、常に頭ファーストでストレスなく結果を出す為のコツを次回お話します。

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