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たおやかに枝にこぼれる花花花

季語:花(晩春)
たおやかにえだにこぼれるはなはなはな

何となくですが今年は桜がきれいなように思います。昨年の今頃は母の入退院や介護に専念していたため、気持ちにゆとりがなかったのかもしれません。
わたしの住んでいる辺りは好天が続いていることも一因かもしれません。

ということで、ほぼ満開の桜の句を詠んでみたくなりました。

桜(2022)

季語は「花」です。花というだけでは漠然としていますが、俳句では「花」といえば「桜」を示すことが多いようです。
ほぼ満開の圧倒されるような桜を表現したいと思いました。あれこれ考えた挙句、下5を「花花花」と繰り返しました。1文字字余りですが、句のリズムは崩れていないと思います。

しかし、俳句には季語はひとつ、という暗黙のルールがあります。あえて季語を複数用いる「季重なり」という手法もあります。その場合には、どちらが主役であるか、わかるような工夫が必要です。

さて、この「花花花」は季重なりなのでしょうか?リズム重視で3度も繰り返しましたが、こういうやり方はありかどうか。独学だと変則的な工夫はどこまで許されるのか、迷ってばかりです。

アドバイス、ご意見などいただければ嬉しく思います。

本質的に内向的で自分勝手なわたしですが、世の中には奇人もいるものだなぁーと面白がってもらえると、ちょっとうれしい。 お布施(サポート)遠慮しません。必ずや明日への活力につなげてみせます!