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だからまた、ゴッホを好きになる

この手の美術展は初めてです

美術館に行くのは好きです。

でも、普通とちょっと違う展示会を
何となく苦手としてきた節があります。

なぜでしょう?

新しもの好きだったり、割と好奇心旺盛な方だとは思うのですが…
アナログが好きで、頑固だからでしょうか。

さて、そんな私ですが、ゴッホは好き。
ゴッホは見たい!
ということで
気になっていた ”没入型ゴッホ展” 
ゴッホアライブ【VanGogh Alive】へ行ってみることにしたんです。

  
前日にオンラインでチケットを買い、
(祝日、土日のチケットは売り切れ状態でした)

朝一、
開場の10時に間に合うよう、天王洲アイルへ!
※写真、動画撮影OK.SNSなどの投稿OKの展示会です。

展示会場へ。ゴッホが迎えてくれます


平日の朝、
それほど人はいないのかなと思っていましたが、そんなことはなく…

老若男女、国籍問わず
ゴッホの人気ぶりを目の当たりにしました。

以下、展示会場の様子です
これから見に行くので、今は見たくない方は 
サクッとスクロースしてください!


この、青と黄色と黒の配色が好きです
星月夜 床にも投影されています
カラフル!


ひまわり
ゴッホの言葉
情熱・パッションを感じます
 日本画からの影響も


10年で?!

ゴッホの画家としての活動期間は約10年。

以前、美容師仲間と出かけた、
別のゴッホの展示会で
10年、その間で沢山の(1000を超えるとか)
絵を描いたということを知り、
相当に驚いた覚えがあります。

10年の間、様々な土地へ赴き、数多くの作品を描いたゴッホの絵画への情熱は、すさまじいものであり、絵を描くことが、拠り所でもあったのかもしれません。


この展示会、ゴッホ アライブは
目、耳、鼻を使う美術展です。
様々な感覚のアンテナから、刺激され、心を動かされます。

ほのかに会場に香る、良い香りを嗅ぎながら
音楽を聴きながら
ゴッホの絵とメッセージ(言葉)をみるのですが
ゴッホの絵の中にいるような気分にもなり
”ゴッホの人生の物語"
の中にいるような気分にもなりました。

印象的だった言葉があります。
「黄色は太陽の色」

エネルギーを感じる色、明るさを感じる色!
わかる!

黄色好きな私は、勝手に共感し
ゴッホに仲間意識を抱きました(笑)


イメージが変わります

ゴッホは既にいない人であり、会えない人。
残された資料、情報をもとにゴッホを知ることしかできませんが

今回の展示で
”若くして亡くなった、寂しげで繊細で苦労人の天才画家”
というイメージから

エネルギーやパッションの塊のような人
という一面があり、
だからこそあれだけの作品を遺すことが出来たのだろう
という、これまで自分の中にはなかった
ゴッホの一面を感じてきました。

2024年現在、その通りです


ゴッホの作品だけでなく、彼の遺した言葉を知ることで
また、ゴッホが好きになり
また、ゴッホを見たくなる。

何となく、遠ざけていた
いつもと違う展示方法はただの食わず嫌いでした。

ゴッホの楽しみ方を見つけ、素敵な時間を過ごすことが出来ました。

Aya Horiguchi


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