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価値を生む仕事に人材が集まらないジレンマ

どうも ゆうじろうです


年末年始があっという間に過ぎていきました。
主に家族で近場の旅行に行ったり、
久しぶりに実家に帰り、
ゆったりとした時間を過ごして、
リフレッシュする事が出来ました。

ただ
そんなこんなで、
noteを再開するのがかなり億劫になってました…
なんとか気持ちを奮い起こして今年も頑張っていきたいと思います。



さて、今回は年末年始て読んでいた本から、感じた内容です。

「隷属なき道」、ルトガーブレグマン
という本からですが、
こんな一説がかかれていました。



「空飛ぶ車が欲しかったのに、得たのは140文字だ」
というピーター・ティールの言葉です。

これだけ書くと誤解を招くので、
説明をしていきますと、
彼(ピーター)がいうには、
技術革新、開発という視点では、
本当に価値ある物(空飛ぶ車と例え)を、
作る事に注力するのではなく、
技術革新では無いような
僅かな改良(Twitterの140文字を得た事と比喩している)ぐらいしか、
ここ数年はされていない
という事です。

背景としては、
エンジニアが新しい技術を開発するよりも、
既に存在するような薬の僅かな改良とか、
Twitterを例に出したような既存技術の転用に
優秀な人材の時間を使う方が稼げるからだと言う事である。

私自身エンジニアとして、
物を開発して、生み出して価値を世の中に提供して、その対価として、
報酬を得ていると感じています。

ただ、
株とか金融関係の仕事としての価値は、
正直実感としては分からないです。
それは、技術的に世界を良くしているかどうか?
という意味に置いて革新的なものは感じていないという事です。


但し、現実的には、
会社員や一般の人でも老後の資産形成する
という意味に置いては、
非常に有効な手段の一つである事は間違いないです。

当然そんな業界で働いた事もないので、
意味が無いとも思っていません。
経済を動かすためには、
お金、資本が必須なので、投資家を支える仕事というのは重要です。

ですので、
基本的に否定をする気はありませんが、

富(収入が高い)が、
その仕事に集中してしまい、
研究者やエンジニア、教育者といった
技術革新という意味に置いても
重要な職業に人材が集まらない

とい事態を招いてしまっているのは、
現実ではないかと思います。

結果的に、このような状況は、
技術革新の機会を先延ばしにしてしまう可能性があるということです。

そして、
今回紹介した書籍にも似たような事がかかれています。

私としては、エンジニアとしての、
働く意味、価値の発信を通して、少しでも技術的進歩が起こるように人が集まればよいなと思っています。

という事で、最後まで読んで頂きありがとうございました! 
それでは、今年も宜しくお願い致します
今日も良いI日を!

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