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私がいなフリからもらったもの

2019年2月25日から、千葉県いすみ市で行われた「田舎フリーランス養成講座」が昨日で終わりました。
そこに受講生として参加したのですが、感想を残したいと思います。

田舎フリーランス養成講座とは


田舎フリーランス養成講座(通称:いなフリ)とは、人生の方向性を考え、必要なスキルを学び仕事で実践する、1ヶ月間の地方移住型フリーランス体験プログラムです。

 「どうやってなればいいか分からない」「実際に生きていけるのか心配」田舎で独立するために必要なスキルを身に付けたい、田舎の環境で頑張ってみたい。
それらの想いを支援するプログラムとして「田舎フリーランス養成講座」を作りました。

https://inaka-freelance.jp/

いなフリでおもにに学べるのは 、以下の3つ。
・WEBライティング 
・サイト制作
・アフィリエイトブログ


現役フリーランスの講師から、1ヶ月間直接教えてもらえます。
住む場所もコミュニティースペース近くにあるのでとても便利です。

私がいなフリに参加した理由

参加したきっかけは、夫が一年前のいなフリ受講生だったからです。
結果的に夫はWEBの仕事をしなかったのですが、学んだことを私に教えてくれました。
夫に教えてもらえたものの、ほぼ独学で始めたライティング。
3ヶ月で約10万円稼げるようになりましたが、続かずにやめてしまいました。 

「ライターの人に直接教わりたい」「同じ仲間がいたら頑張れるかもしれない」再度ライティングを頑張ろうといなフリに参加しました。

講師に図解屋として活動している行武さんがいることを知りました。これまで私は漫画やイラストを描くのをずっと趣味にしていて。
ですが、描いたイラストをネットにあげても誰にも見てもらえませんでした。 
ライティングやサイト制作はクラウドソーシングで仕事がたくさん落ちています。でも、図解やイラストの仕事は見つかりません。
「クリエイターに仕事先のお話きけるかな」と期待をもちつつ参加しました。

イラスト>ライティング?

いなフリの参加当初の目標は、「ライティングのスキルをあげて単価交渉をする」でした。
ですが、最初からいなフリの講師陣には私が本当にやりたいことが見えていたのです。

ある時「ライティングの提案を一度やめて、イラストの仕事受注窓口をつくろう」とメンターに言われました。
手を動かすことは得意なので、迷わず受注窓口を作りました。そして言われるがままにTwitterの発信もはじめました。

Twitterで漫画を載せるたびに講師陣や同期の仲間が拡散してくれました。
そのおかげでたくさんの人に漫画をみてもらえるようになりました。
仕事窓口もできたので、準備は万端です。
でも私の中にはずっと不安がありました。

それは「イラストの仕事は本当にくるのか」ということ。
発信を続けてて見てもらえることが増えても、仕事は来ないんじゃないか。

私は自己肯定感が低く、どれだけ周りから褒められても不安が払拭できなかったのです。

そんな中、ある講座がありました。
なんとその講座は私ひとりに向けての「Twitter戦略講座」だったのです。

講座で学んだこと 

いなフリに参加してからTwitterで発信し始めて。
でも正直Twitterが苦手でした。なんか息苦しかった。
「苦手なまま発信を続けても、いつか辞めてしまう」
そんな私のための講座でした。心に残った言葉をいくつか抜粋します。

・「発信」ではなく「タイムラインをデザインする」と考えてみよう
・Twitterで遊んでみよう。コミュニケーションが生まれると楽しいよ
・営業かけられて嫌な人はいない
・自分の漫画をみてくれるフィールドで戦おう

そこで考え方ががらっと変わりました。
「イラストの仕事がしたかったら自分で見つけに行けばいいのだ」と。
そう思ったらTwitterを前向きに捉えることができました。

講座を受けたあと

講座直後メンターから「メディアへ漫画の提案してみる?」と言われました。
営業をかけられて嫌な人はない、と教わった私には不安はありません。
提案メールを送り、後日生まれてはじめて漫画の仕事を受注できました。

自己理解講座

今回のいなフリには、心理分析の高さんによる自己理解講座がありました。
自己理解講座は、「適性を知って自分への理解を深める」というもの。
そう。自己肯定感が低い私にはこの講座もとても良かったのです。

最初に簡単なテストを受けてから、後日分析結果が発表されました。
人間が生まれ持っている4つの気質を円グラフで表したもの。
4つの気質を平均的に持っている人もいれば、偏っている人もいました。

その時高さんは、

気質が足りない時は、多く持っている人のそばに居てわけれもらえばいい。100%の自分に会いに行ってください。」と教えてくれました。


「〜がないから私はダメなんだ」ではなく、足りないものはわけてもらう。
優しくなりたければ、優しい人の側に行けばいい。
やる気が欲しければやる気がある人の側に行けばいい。

この考え方で本当に救われました。
そして実感がありました。
一人で家にいる時は、落ち込んでじっとすることが多かった私も、いなフリに来てからは笑顔でいることが格段に増えたからです。
それは、全力で応援してくれる講師や、優しくて明るい同期のみんなのおかげでした。

私がいなフリからもらったもの

長いようで短かった1ヶ月間の講座も昨日で終わりました。

・漫画を仕事にしていく方法と覚悟
・周りの環境がいかに大事かということ
・自分を知ることで、自分を認められるということ

他にもいろんなことをもらいましたが、大きくわけて3つです。

当初はライティングのスキルアップを目標にしていた私が、
講師陣から「漫画を仕事にする」という本当の目標を見つけてもらい、達成することができました。
そして高さんの講座で、自分を認めてあげることができたと思います。

最後に

最後に、この1ヶ月一緒に過ごした同期のみんな本当にありがとう。
自己肯定感低めなみんな(私もだけど)は本当に優しくて、そのおかげて素直にいられました。

そしていなフリは本当に素敵な場所です。私の書いた言葉が、誰かに届くことを願って。

https://inaka-freelance.jp/2019-04-06/

photo by 草葉あゆみ

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