未完想文完

ONE PIECE 巻一

どうも皆さん、未完です。

今回は前回報告した「未完想文」の記念すべき第1回目となる感想文を書きたいと思います。

その作品はこちら……

ONE PIECE 巻一

も~知らない人はいないと思います……が‼僕の漫画好きの始まりがワンピなのでこの作品の感想文を一番最初に書きたいと思います。※画像は僕が実際に持っている単行本一巻です。今回は一巻の一話に焦点を合わせて感想を書いていきますね。

それではさっそく始めます。


ーー魅力的な絵柄

まずは絵の魅力から語っていこう。

ジャンプ漫画はどの作品も絵のレベルがとても高いイメージが強いのだが、ワンピは絵のレベルが高い上に絵柄が個性的なのだと思う。うまい漫画の絵というものはどこか似たような絵柄になってしまいがちだ。そこで個性、オリジナルを出すとなすと途端に難しくなるのだと思う。その点でワンピの絵柄は一目見れば「ワンピだ!」とわかる様になっている。このレベルの絵を当時初連載の新人である尾田先生が描いたのだと考えるだけで尾田先生のすごさが良くわかると思う。尾田先生は高校生の頃に写実的な絵柄を極め写真なみの絵をコンクールに応募したそうだ。その時間違いなく一番いい賞を取れると確信していたようだが結果は自分よりリアルじゃない味のある絵が上の賞を取ったのだと言う。この時から自分だけの絵柄を作ることに力を注いだらしい。何かのインタビューで当時の漫画の絵は皆ドラゴンボールだったからそこから離れないと頭一つ飛び出すことが出来ないと考えたとも答えていた。

この他に無い絵柄が現在に至っても力を発揮していることは一目でわかると思う。今週のジャンプを見てほしい。そこには当時と変わらない唯一無二の絵柄でワンピが掲載されている。※カタクリとの戦闘描写最高です(>_<)‼


ーー一話のページの9割を過去の描写に使う‼

色々な漫画の一話を想像してほしい。ほとんどの主人公が基本的には旅立つ瞬間の年齢なのだがワンピの場合は違う!残り5ページまで主人公のルフィは子供として描かれている。

少年・ルフィが海賊になりたい理由。憧れた海賊シャンクスのカッコよさを徹底的に描いたのが一話のストーリとなっている。ここまで旅立ちの理由を詳しく描いた漫画は他にないと思う。読者は少年・ルフィの目線からカッコイイ大人シャンクスを見ることになると言った具合だ!これも尾田先生が言っていたことなのだが「本当にかっこいい大人がいたら、老若男女問わず惚れると考えている!」と言っていた。

その通りだ……惚れた‼


ーー悪魔の実

ワンピの中で大発明がいくつもあるがその中の一つが「悪魔の実」だと思う。

「悪魔の実」というものはつまりビックリ箱なのだ‼ワンピの中での強いキャラは必ずと言っていいほど能力者。つまり、強いキャラが出るたびにこの悪魔の実と言う名のビックリ箱が現れる。そして読者はこう考えるのだ……「いったいコイツは何の能力者なんだ?」と!このビックリ箱は今でもバリバリ発動する。現在一番気になるビックリ箱はやはり四皇・カイドウの能力だろう……。僕は二つ名(百獣のカウドウ)どうりやはり「ライオン」だとにらんでいるのだがはたして何の能力なのか……。あ~~気になる‼本当に悪魔の実の設定は良く出来ている‼いつまでたってもこのビックリ箱に踊らされている自分がいる。それが楽しいんだけどね(>_<)!※白髭のグラグラの実の能力がわかった時は本当にもてあそばれている感じがした。だって、能力がわかる前から白髭笑い方が「グラララ」だったんですよ(笑)!も~~お釈迦様(尾田先生)にもてあそばれる孫悟空(僕)の気分です!

この悪魔の実と言う名のビックリ箱にこれからももてあそばれる僕なのだろう……まさに「悪魔の実」なのだ‼


ーー麦わら帽子‼

…………。

……………………………。

………………………………………………………。

…………………………………………………………………あ!説明いります?

これは漫画史上、最高最大最強の約束でしょ‼‼

以上‼‼

※あ~早くルフィとシャンクスの再会が見たい(>_<)‼‼‼


ーー戦闘描写‼

コレだ‼一話のラスト5ページにしてようやく成長した主人公ルフィの姿が見れるのだが、あのただ涙を流すことしかできなかった少年がコレだ‼少年・ルフィが言っていた「拳がピストル」という戯言が現実になるのだ‼この見開きが本当に大好きで!漫画の見開きと言ったら真っ先にこのページが頭に浮かぶ。こんなページを見せられてワクワクしない読者がいるわけがない。やはり、少年漫画にとっての戦闘シーンの迫力というものはとても重要でどれだけ強いのかということが一目でわからないと駄目だと思う。その点でこのルフィが放った一撃は十分すぎる迫力を読者に与えたと思う‼みんなこの一撃でノックダウンされたのだ……!僕もそうだった‼


といった感じでとにかく最高の一話となっています。まだまだ語りたいことがあるのですがとりあえずここらへんにしておきましょう‼

けど、もう一つだけどうしても語りたいことがあります。ワンピースと僕との思い出を最後に語りたい。


ーー僕とワンピの思い出

あれは僕がワンピースを読み始めた小学生低学年の時の話。確かワンピースは巻三まで発売されていたような気がする。当時の僕はワンピにはまりにはまり!毎日友達のあっちゃんにワンピの話をしていた。何をどう話していたかまでは覚えてないがとにかく熱く語っていたのだろう。そして当時の僕はワンピが好きすぎるあまり、ある禁忌を犯してしまったのだ……。おっと忘れていた!ちなみに当時の季節は冬だった。そう、子供の夢が叶う夜。クリスマスが近かったのだ。

 「あっちゃん聞いて!今年のクリスマスプレゼント!すごいモノを頼んだんだ‼」

 「何頼んだの?教えて!」

 「あのな~~!僕ゴムゴムの実頼んだんや~~‼それが無理ならバラバラの実でもいいけど!あ~楽しみや~~~‼」

当時も僕はまだ夢と現実が入り混じった素敵な世界で生きていたのだ‼とにかく楽しみにしていることをあっちゃんに話したことをしっかりと覚えている。そしてもう一つ、何故か親が別に欲しい物はないのかとしつこく聞いてきたことも覚えているw‼

そして運命の日がやってきたのだ……‼

朝飛び起きてリビングに向かう僕。そしてソファーの上に袋に包まれた物体を発見した。僕は一生泳げなくなるリスクなど恐れていなかった‼ゴム人間にオレはなる‼

お菓子の詰め合わせが入っていた……大泣きしたw‼

この日を境に僕の世界から夢は消えた。現実だけが残ったのだ……。しかし、こんな出来事があったにも関わらず僕はどんどんワンピースにドはまりしていった!

なぜなら、本を開いて読むワンピの中には確かに夢があったからだ‼

僕の世界には現実しか残らなかったけど、子供の僕は夢を見ることは忘れなかったのだ‼※今でもそうだ‼

僕にとってのワンピースは「僕の世界から夢を奪った作品」でもあり、「僕に一番多くの夢を見せてくれる作品」でもあるのだ。

僕はこれからも多くの作品に触れていくと思うがワンピースを超える作品には出会えないだろう……。

僕にとっての最高は「ワンピース」なのだ‼

ありがたいことにワンピースは現在も週刊少年ジャンプで看板作品として連載が続いている。

僕の夢(ワンピース)はまだ終わらないのだ……‼



以上、第1回未完想文でした。いかがでしたか?僕のワンピ愛が伝わっていたらいいのですが?また、ジャンプとか読んでてワンピの面白い回があったら感想文絶対書くのでお願いしますw‼

コンテンツ評ってあまり書いたことないのでうまく書けていない気がしてならない。※普通の文章もそうなんだけど……。もっと色々なコンテンツ評読んで書き方勉強していきたいと思います。

では、第1回未完想文はここまで、ありがとうございました。

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