未完想文完

「ブルーピリオド」

 どうも皆さん、未完です。
 え~ようやく風邪も完治いたしました(^_^;)。心配をおかけしました。コメントまでいただいて本当に皆さん優しい人ばかりで感謝しかないです。

 心を癒すお薬をもらった様な気持ちになりました。

咳き込んだりもしたけれど、僕はげんきです。

 皆さん、本当にありがとうございます。

 元から体が強くなく喘息持ちなので、季節の変わり目や台風などの気温の急激変化にやられてしまうんですよね(^_^;)。今度健康についても一つnote書いてみようかな……。

 おっと、話が逸れてますね。そろそろ今日のお題の説明に移りますね。

 今日は前回書いたnote「僕の感動」で感動した作品として紹介した。

 漫画「ブルーピリオド」(作=山口つばさ先生)を改めて紹介していこうと思います。では……

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ブルーピリオド」(作=山口つばさ先生)は現在アフタヌーンで連載されている作品です。あらすじは……

成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポコン受験物語、八虎と仲間たちの戦いが始まる!(アフタヌーン公式より)

といった。主人公:八虎が美大合格を目指すスポコン受験物語です。

現在、単行本は3巻まで発売されています。3巻の帯にも書いてあるのですが重版も続々とかかっているようです。素晴らしいことですね。もっと人気になってくれ(^_^)!

では今回は「ブルーピリオド」のおすすめポイントを大きく二つ書いていきます。

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才能の種類って……1つじゃない!

 まず、一つ目は「才能の種類って……1つじゃない!」です。

 主人公の八虎は上記のあらすじでもある様に、スクールカースト上位の要するに何でも出来る器用な人間です。しかし、自分にとっての「コレ」が無い。つまり、本気になれるものが無い学生でした。その八虎が絵(芸術)に出合い人生で初めて一つのことにのめり込んでいきます。

 美大を目指す過程で八虎は色々な仲間たちと出会っていきます。その仲間たちにはそれぞれの特技(才能)を持っているのですがこの才能の種類をみて僕は感じました。

「才能の種類って……1つじゃない!」と。

 どういうことか、僕は美大に行きくためには絵が上手くないと駄目なんだと考えていました。作品内にも単純に絵が上手い天才が一人登場します。しかし、他にも絵が上手いキャラクターが沢山登場します。構図・見せ方が上手いヤツ、他人も作品を見るのが上手いヤツなど。

 絵が上手いと言っても、上手さの中にも種類があると感じたんです。「ブルーピリオド」は色々な種類の絵の上手さを読ませてくれる作品なんです。

 ちなみに主人公の八虎は「描き続ける」才能の持ち主です。作品内でとにかく主人公は一番の多作です。描き続ける、もうひたすらに……。これは実際に筆を持つ時間が長いという意味だけではありません。思考の量も含まれます。絵を描いていない間も頭の中で絵のことを考え続けています。頭の中でも絵を描き続けているわけです。

 その特徴からか「ブルーピリオド」は主人公もモノローグ(思考)が本当に多いです。どうして・何を思い・何を考えてこの絵を描いているのかを一つ一つ考えて考え抜いて八虎は絵を描いていきます。このモノローグ(思考)の多さも「ブルーピリオド」の特徴の一つだと思います。

 作品内の登場人物たちも八虎の「描き続ける」才能に驚きを隠せないようで、八虎の創作速度に驚く描写が多々見やれます。僕も思うのですがたぶんこの「作り続ける」という才能は創作における最強の才能の一つといっていいのではないのでしょうか。八虎は本当にすごいですね。僕もこうなりたいです(^_^;)!

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 提供作品が載る

 「ブルーピリオド」のおすすめポイント2つ目は「提供作品が載る」です!

 「ブルーピリオド」は八虎が美大を目指す作品です。当然、学校では美術部そして予備校にも通っています。その中で沢山の絵が登場するのですが、「ブルーピリオド」はこの沢山の絵を提供作品を載せることでその作品内でのリアルを高めています。

 これは本当に贅沢な使い方ですよね。一人の人間が本気で描いた絵を背景として使えるなんて本当にすごいです。しかし、僕は背景の提供作品が良すぎてそれに見入ってしまうことが何度もありました(^_^;)ほんとに贅沢ですよね。間違いなくこの提供作品たちが「ブルーピリオド」の作品レベルを上げていると僕は感じています。

 この「作品提供」は作者ばかりが得をしている訳ではないと思うんですよね。やっぱり、自分の作品が漫画として商業誌に載るというのは提供側も嬉しいと思います。まさに、Win-Winな関係だと思うんですよね。僕だったら絶対に嬉しいな~(^_^)‼

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 ほい!といった感じで、今日は「ブルーピリオド」(作=山口つばさ先生)を紹介させていただきました。

 ここまで読んでいただいてありがとうございます。

 この作品は絵を描いている人だけではなく、何か創作・モノ作りをする人たちには是非読んでいただきたい作品ですね。それ以外の「絵なんて描かね~よ!」という人にも是非読んでもらいたい!「絵を描く人が何を考えて絵を描くのかが分かる作品」です。きっと面白いと思います。

 今回の感想文で「ブルーピリオド」を1人でも多くの人に興味を持ってもらうことが出来れば幸いです。

 それでは今日はここまで、ありがとうございます。

 ※病み上がりで頑張って偉いぞ~自分!作り続けるんだ!八虎には負けね~‼(^_^) 

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