背中を押してくれたおっぱい
転職しようか悩んでいる。
正確には、今やっているバイトを辞めて別のバイトをしようか悩んでいる。
考え始めたのは今年に入ってからで、今いる環境に不満があるとかではない。
シフトも融通を利かせてもらえるし、業務もいろいろと任せてもらったり、いちいち聞かなくても自分で考えて仕事ができるようになってきた。
いわゆる安定はしている。
だけど、昨年の年末くらいから違和感というか、ひずみを感じるようになった。
今のバイトを始めてもうすぐ一年が経つ。
さらに一年後もこの仕事をしていたいか。
ここでやりたいことはあるのか。
慣れが甘えになってしまってるのではないか。
このままでいいんだろうか。
という思いを悶々と引きずりながら仕事をしている。
先程、 BS世界のドキュメンタリーで「おっぱいがいっぱい」という番組の終盤らへんを見た。
巨乳から普通サイズのおっぱいになるために減胸手術を受けようとする女性のお話で、周りの人たちから言われた言葉が流れる。
「並みの女になる気?」「乳がんなわけじゃないのに」「人道に反してる」
その言葉たちの後に、彼女は強く決意する。
『誰かのためじゃなく、自分のために手術をする』
番組を10分くらいしか見ていないけど、彼女の言葉にとても感動した。
わたしも、自分のために転職をしよう。
やりたいと思うことに飛び込んでみよう。
安定した生活を求めるのはまだ早い気がする。
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