フィンランド・ヘルシンキの女一人旅で感じたこと
どうも。お久しぶりの投稿になってしまった!
というのも、このたび転職が決まり退職・入社の細かい準備に追われていました。
そして有給休暇をまとめて取得できるこの時期に欠かせないのが、旅行!
前回の転職時はバリ・京都・大阪・東北へ行ったな〜と。今回は日数もあまりないことから、1カ所だけ。
フィンランド・ヘルシンキへの一人旅をしてきました^^
■なぜフィンランド?
よく聞かれますが、「日本人のいない、日本と違う環境で静かにゆったり過ごして癒されたかったから」です!
私の癒しは、コーヒー・自然・散歩などです。そして陽気な明るさよりも、穏やかに過ごせる環境、女性一人でも安全に過ごせる治安のよいところ、などなど
色んな要素を満たせる点からフィンランドに絞られました!
さらにカルチャー面でも、ムーミンやかもめ食堂が好きなこともあり自分の中ですんなり決まりました。
「旅といえば暖かいところでは?」という人もいましたが、あえて寒い地域に行くのも五感で冬を感じることができるし、個人的に寒いほうが精神的に統一される気がするので、「防寒具集めよーっと!」というテンションで決めました。
■実際に行ってみたら?
色々感じたことがあるので箇条書きにしてみますが、
今回の旅は「エコやオーガニックを発見する」という目的もあったので、そこで気付いた部分を特にピックアップしてみました。
*フィンランドをはじめとする北欧がエコやオーガニックで注目される理由に、SDGs達成ランキングの上位に名を連ねていることも挙げられます。(2018年、フィンランドは3位、日本は15位となっています。)
・オーガニックが手軽(食について)
まず食の面でのオーガニック。「オーガニック」の括りが難しいので、完全なる主観でまとめます。
ホテルの朝食に「グルテンフリーコーナー」がありました。
何種類ものパンやお菓子が置いてありました。
また朝食のバターやマーガリンにもグルテンフリーの文字が…。
詳しく知らなくてお恥ずかしいのですが、グルテンってパンや麺など小麦粉系の食品に含まれるものだと思っていたので、自分の目を疑いました。
(なにかの勘違いだったらすみません…)
ちなみに、異国の食事って口に合わなくて体調が悪くなったりすることもあるけど、
新鮮な野菜と魚とお肉、さらにグルテンフリー食材やライ麦パンなどが身体に合っていたようで、ヘルシンキ滞在中とっても健康に過ごすことが出来ました。写真は最終日の朝食です^^
写真にはないけど、ブルーベリーをはじめとしたベリー系の味付けがメインで、ブルーベリーケーキやブルーベリーヨーグルト、さらにブルーベリーソースなどとっても充実していましたよ。
あと私コーヒー大好きなのですが、ホテルの朝食に出てくるコーヒーが100%オーガニック・フェアトレードと書かれていてとても驚きました。
ちなみにコーヒーは、スタバではなくロバーツコーヒーとエスプレッソハウスというチェーン店が主流で、私も何度か入りました。
ロバーツコーヒーはフィンランド発祥のコーヒー屋さんで、なんと日本の福岡にも店舗があるようですね。テイクアウトでカフェラテを頼みましたが、Sサイズでもとっても大きくてたっぷり飲めました。
エスプレッソハウスはインテリアにグリーンが多くてオシャレな店内で、とても落ち着きました。チャイラテがすっごく美味しかった。
・オーガニックが手軽(スキンケアについて)
現地で石鹸を調達したのですが、
普通のスーパーに100%オーガニック(エコサート認証)のアロエやオリーブの石鹸が売っていました。しかも1ユーロちょっとで買える。
(写真右がオーガニックのアロエベラの石鹸。左はトルコ産のオリーブの石鹸。こちらは1ユーロ以下でした。)
加工されていない自然なものを手軽に入手できて、しかも安い!!
日本で買ったら倍以上はしそう。しかもオーガニックなお店とかセレクトショップに行かないとなさそうな。
ほかの石鹸やボディソープなども数多く販売されていましたが、安くてシンプルな作りの石鹸は売れ行きが良いみたいで、品薄でしたよ。
国民も、良いものを知って選んでいるんだな〜と感じました。
・ホテルのアメニティがほぼない
エコとは聞いていたし、歯ブラシなどもないとは知っていたけど、ホテルにはティッシュもなかったです!
結構衝撃でしたが郷に入っては郷に従え、試しにティッシュを使わない生活をしてみましたが、とても快適に過ごせました。2日に1枚しか使わなかったです。箱からいくらでも出てくるティッシュは、生活の中にあって当たり前なものとなってますが、タオルや布巾で拭き取ってあとで洗えばいいんじゃないか?と思えることにも気付けました。
これからの日本は花粉がすごいので、どうしても鼻をかむティッシュは必要になりますけどね><
・子どもが多い。ベビーカー率高い
ガイドブックに書いてあったけど、公共の交通機関にベビーカーを連れて乗ると運賃が無料らしい?そのせいか、トラム(路面電車)でも長距離電車でも、ひとつの車両に3,4台のベビーカーが乗っていることは珍しくなかったです。小さな子どもの親が優遇されるのは素敵ですね!
・散歩している人が多い
道は雪と氷で凍っていたり水たまりになっているのですが
ずんずんと歩いている人が多い!
なんならベビーカーを押して雪道をずんずん歩いている。
ちなみに小さい子たちはみんなつなぎのスキーウェアを着ていました。
転んだら濡れちゃうし、寒いし、コート着せるより確かにいいよね!と納得。とても可愛かったです^^
そして中心地はアパートしか見当たらないのですが、犬を飼っている方も多い!
小さな犬から大きな犬まで、散歩させている方とたくさんすれ違いました^^
近づいてきた犬をなでて、飼い主のお兄さんと笑顔でコミュニケーションしたり。日本だとなさそうな穏やかな時間を体験できました。
・毎朝テレビでライオンキングやってる
毎朝6時台にライオンキングのアニメが放映されていました。ちなみにムーミンは土日の朝だけのようでした。雪国なのに、アフリカを舞台にしたアニメがとっても人気なのかな?と好奇心をくすぐられました。
・サウナも充分あったまる
フィンランドはだいたいバスタブがなくて湯船につかる習慣がないから、サウナだけだと身体が温まりにくいと、以前冬のフィンランドに行って来た日本人の方に聞きました。
そのつもりで、サウナでどれだけ温まるのか?を実践してきましたが、
私は芯まで温まることができました。湯船がない代わりにサウナのあとに冷たいプールに入ったので、逆に冷えちゃうんじゃないかなと思っていたのですが、最後に身体を冷やすことで逆に体温が上がるみたいですね!驚きました。
日本の銭湯みたいな感じで、外は寒いのに身体はぽっかぽか。外気0度なのに涼しく感じました^^
こんなところでしょうか。
名所巡りとかムーミン・かもめ食堂ロケ地とか、観光情報もいろいろ書いた方がいいのかもしれないけど、
主にカルチャーショックについて忘れないうちに書いてみました。笑
これを読んで、フィンランドに興味を持つ人が増えてくれたら、嬉しいなぁ〜
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