キューバ一人旅で感じた6つのこと
絶賛キューバエッセイを連載中だが、もう廃れてしまったインスタアカウントの過去に投稿した文たちが意外にもよかったので、noteにも投稿しようと思う。
キューバ一人旅で感じた6つのこと
1.コミュニケーションの基本は目とテンションにある
英語もほとんど少しだけ、スペイン語は挨拶レベルでまったくわからなかったが、そのおかげで人の目を見て、話を聞いたり、会話することが当たり前になった。
日本ではよく目をそらしたりすることがあったし、目を合わせたりするのが苦手だった。人の目を見ることは基本中の基本だということを思いしらされた。
そしてテンションで伝えたり、テンションで伝わったり、相手のテンションに合わせたりすることはものすごく重要だった。
伝わることよりも伝えようとすること、理解しようとすることの姿勢の方がコミュニケーションではもっとも重要な要素だった。
これは何語でも、もちろん日本語でも同じなのだろう。
写真の彼の言ったことはほとんど分からなかった。でも別れるときには、「またねアミーゴ!」となり握手を交わした。一生懸命話そうとしてくれた彼にこの上なく感謝したい。
2.ありがとうは魔法の言葉
言葉がわからなくても感謝を伝えることはできる。そんなときに便利な言葉がありがとうだった。
キューバでたくさんGracias(ありがとう)を言った。それと同時に日本でいかにありがとうをそれほど言っていないかに気づかされた。
お礼や感謝を伝えることは信頼関係を作る第一歩だ。これからは小さなことでもありがとうを言おう。
3.たくさん転がっている一期一会を拾えるかどうか
今回の旅でたくさんの一期一会があった。それらの出会いは自分から話しかけたもの、話しかけてくれたもの、どちらもあったが、きっかけはどれも小さな会話だった。
どこから来たの?
写真撮ってもらえますか?
日本人ですか?
また時には言葉も交わさず、ボールを蹴ったり、踊ったり、音楽を共有したり。
そしてキューバ人はそれらをいとも簡単にしてくるのだ。言葉が通じないなんて関係ない。だから彼らの友達アミーゴ(男友達)アミーガ(女友達)ネットワークはすごいものだった。3分歩けば彼らの友達に出会うことができる。
この旅で一期一会のすばらしさ。一期一会のつくりかた。生きることの醍醐味は一期一会にあると断言できるほどの素晴らしい旅ができたと思った。
4.ネットが使えないって不便で幸せだった
キューバではネットがなかなか使えない。ネットが使いたければ、決まった場所で有料のwifiを使わないといけない。
ネットが使えないって不便だ。LINEできないし。Googleで調べることもできないし。一人旅にはかなり厳しい。
ほとんどの人がスマホをいじってない、パソコンを使ってない。そこにあるのは目の前のキューバだけ。今この瞬間をキューバで過ごすだけ。目の前の人と時間を共有するだけ。他のどこにも世界がない。
いつも僕は過去や未来を考えがちだったが、ここでは今という時間を強く感じた。とても生きてるって感じがした。
もっと今を生きよう。
5.競争のない世界に成長はあるのか
政治の話はあまりしたくないし、社会主義、資本主義どちらがいいかなんて僕には決められない。
でも僕には競争のない世界で生きることは人間の本能として、頑張らない気がした。
競争したら敗者が生まれる。競争しなかったら勝者は生まれない。負けたくない。勝ちたいというより成長したい。やっぱり競争するしかないのかな。
6.歌って踊ろう
誰かが言った。
幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ。
これたぶん哲学的な考えなんだろうけど僕には難易度が高い。作り笑い下手だし。
この人たちは楽しいから歌ってるのだろうか。楽しいから踊ってるのだろうか。いやなんだか逆な気もする。彼らを見ると人間の内側からみなぎっていくエネルギーが音楽になって放出されるのが見てわかった。
音楽ってやっぱりすごい。
さあ歌おう。さあ踊ろう。Let’s sing! Let’s dance!
言っただけでもなんか楽しい。
20歳の僕のリアルタイムの文たちはなんだかアツかった。キラキラしてる。まるで世界を知った気になってる。でも少年。君はまだまだだ。
もっと良い文書けるよ。
キューバ旅エッセイは、人生の宿題であり、この旅を熟考することは、生きるヒントなんだと思う。
頑張ってキューバエッセイちゃんと書き上げたい。
Gracias
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