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アイデアはこう見つける!【毎日のおにぎりネタに悩んだらすること6選】

ほぼ毎日、違う種類の“おにぎりレシピ”をSNSで紹介していると、よく聞かれます。

「毎日作っていて、ネタがつきたりしないの?」
「アイデアはどうやって湧いてくるの?」

そこで今回は、おにぎりレシピの“ネタ出し”の裏側を、どんと公開。

ちなみにわたしはもともと、料理の知識もレパートリーも多く持っていたわけではありません。むしろ料理に苦手意識があるほうだし、夕飯のおかずも〈カレー・どんぶり・めん類・炒めもの〉など、とにかく時短で手間や労力がかからないメニューのローテーションスタイル。そのうち家族からのブーイングが飛んできそうです。

そんな料理偏差値低めのわたしが、毎日のおにぎりレシピをどうやって思いついているのか、この機会に整理してみることにしました。

1. スカウトマン気分で過ごす

約2年前におにぎりアカウントをはじめてから、自然と身についたのがこれ。おにぎりのネタになりそうなものはないかと、常にアンテナを張っています。

もう無意識のレベルに近いかもしれないです。夕飯のおかずをスーパーに買い出しに行くときも、レシピサイトや料理本をパラパラとめくる際も、「お?これおにぎりに応用できそうじゃない?」といった出会いを求めて勝手にセンサーが作動。

あとは、家で悶々と考えるよりも食材の宝庫で視覚からヒントをもらう、といった部分も大きいですかね。

2. 見た目要素を意識する

続いては、具材の組み合わせの決定方法です。

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これは一貫して、仕上がりの見た目がどうなるのか。頭の中で完成形をイメージしながら組み合わせを決めていきます。

とにかく料理では手間と労力をかけたくない、というのは繰り返しになりますが、普段からわたしは、“ワンプレートごはん”をよく作るんですね。なるたけ洗いものを出さない魂胆です。

たとえば焼いただけのお肉と、チンしただけの温野菜と、洗っただけのレタスとミニトマトといった手間なしメニューでも、ひとつのお皿で彩りよく並んでいると美味しそうに感じません?視覚効果には頼れるだけ頼りたい…!

おにぎりも、その応用だなと感じます。グリーン野菜系の具材をひとつ決定したら、次に合わせる具材は暖色系に選択肢を絞ってみる。

そうして彩りや見た目を考えて作るごはんは、味にハズレがなかったり、栄養バランスが取れていたりと、結果オーライになることが多いです。棚ぼたバンザイ。

3. 頭をからっぽにしてみる

「あーもう思いつかない!ネタ切れ!!」

実はこれ、日常茶飯事です。SNSでは出来上がったおにぎりを投稿するばかりなので、もしかしたら泉のようにアイデアが湧いているふうに見えるのかもしれません。でも全然そんなことはなくて、たえずピンチに見舞われています。

どうしても思いつかないときは、どうするか?もう考えるのをやめてしまいます。

そんなときは脳が休みたい気分なのだとあきらめて、リラックスモードに切り替え。ふらりとお散歩に出てみたり、ゆっくりお風呂につかったり、お茶とお菓子で一息ついたり。思考を解放することに専念します。

不思議とアイデアが降ってくる瞬間って、こういう時間なんですよね。苦しんで考えても出てこなかった答えが、肩の力を抜いた瞬間にふっと目の前に現れる現象はよく起こること。

視界がクリアになったタイミングでノートに思いついたことを書き出して、ネタのストックを貯めることもあります。

4. 困ったときの頼りの綱

そもそもわたしがおにぎり作りをはじめた理由のひとつは、誰でもカンタンに作れるものだから。究極、炊いたごはんと少しの塩というシンプルな組み合わせでも、美味しいメニューになってしまう。

そんなおにぎり作りをサポートしてくれる手軽なアイテムって、たくさんあります。特に混ぜ込みごはん系の商品は、ストックしておくと精神的にもヘルシー。

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ふりかけや、混ぜ込みワカメ、混ぜ込みひじきなどは、忙しい日やネタに困った日にもありがたい食材です。かくして、スーパーの乾物コーナーをパトロールするのが趣味になりました。

5. 結局は火事場の馬鹿力

「ネタに困ることないの?」と聞かれたときに、「もちろん困ることは多々ある!」という回答になるのですが、これって、毎日のごはんを用意している方なら、どなたにも当てはまることだと思うのです。

“今夜の夕飯、何にしよう…。カレーは一昨日したし、焼きそばもちょっと飽きてきたな。待って、冷蔵庫には何があったっけ?家族に聞いても「なんでもいいよ」なんて言われるし、もうどうしたらよいの?!”

それでも、なんとかなるというか、なんとかするというか、そんな日も乗り越えていくのが日常ですよね。おにぎり作りもそんな感じです。

お惣菜やコンビニ食材に頼ることがあっても◎。自分のできる範囲で、今日食べるものを用意する。それで何ら間違いないって、わたしは信じています。

6. 実は自分にやさしい習慣化

最後は、毎日おにぎり作りを続けてみてわかったこと。

それはネタがあろうがなかろうが、気分がのろうがのらまいが、そのあたりの“日によって揺らぎやすい要因”はスルーして、とにかく毎日作ることを習慣にしてしまう。Don’t Think! Feeeeel!!です。(ん?ちょっと違うかな)

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どういうことかというと、「今日はおにぎり作れそう?」と自分に問うてしまうと、「やー、今日はちょっと、、頭が冴えなくて…。」といった具合に、できないほうの理由が容易に見つかりやすいのです。そうなると、そこから踏ん張るのってちょっと大変。

それよりも、「作る一択!」と最初から決めてしまっていたほうが、それこそ火事場の馬鹿力が沸き起こりやすいと感じます。これはもう決定事項だから、あとはネタを決めるだけ。

もちろん本当に無理な日もありますし、這ってでも台所に立つのだというようなスパルタ根性では決してないのですが、モチベーションに左右されないというのは、実は自分に負担がかかりにくい方法だと思います。

習慣化するためには最初の一定期間、とりあえず無心で取り組んでみる。「1週間続けられた!2週間続いたよ!!おー1ヶ月経過〜♪」と、達成感を積み重ねていった先に、「休むほうが気持ち悪いわ」の境地が待っています。

毎日歯磨きするのに「今日は歯を磨く気分?どう?」などといちいち考えませんよね。覚悟というとちょっと大げさな気がしますが、考える前にやっちゃう。それが結果的に、毎日のネタ作りを風通し良くしてくれているのかもしれません。

そんなこんなで、料理の専門家でもなんでもないわたしが、毎日のおにぎりレシピをどう思いついているのかを、綴ってみました。おにぎり以外にも、ごはん作りやお仕事でのアイデア出しに困った際には、何か参考になりましたら嬉しいです。


さて明日は何を作りましょうか?



#私のイチオシレシピ

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