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不感症のカラダの変化を感じてもらいたい。

カラダに変化が生じるのは

何らかの要求が生まれたから。

そのきっかけはこころやカラダが刺激を感じとることが起点になることが多い。

こころやカラダが感じていなければカラダには変化は起こらない。



2回目の整体指導で来室された方には

1回目の整体指導後の心身の変化をお伺いしている。

最初の整体指導で心身の変化が感じられたから2回目の整体指導の依頼をいただけていると思っている。


ところが先日2回目の整体指導で来室された方が

1回目の変化が分かりませんって返事が返ってきた。


1回目の整体指導で変化を誘導できていた方だったので驚いた。

最初に行った調整が無効になってしまっているんだろうか。

改めてうつ伏せになっていただきカラダを観察してみてさらに驚いた。


一番最初に来室されたときの状態とは全然変わっていて

1回目の整体指導で誘導した状態は保たれていて、いい意味で変化していた。

1つの疑問が湧いてきた。

この変化が感じられないって

いったいどういうことなんだろう。


確かにカラダはぼくの働きかけに変化してくれていた。

変化しているってことはカラダは感じているってことになる。

だとすると認識エラーが起こっているのはカラダの変化を受信している頭側だと思われた。

感じとれないという頭の鈍り。

20年以上、頭がボーっとしていて原因が分からないと言われ続けていた方だった。

そこで頭部の鈍りに愉気をしていくことにした。


幸いなことに3回目に来室されたときに

2回目の整体指導のあとに心身の変化が感じられましたって報告をいただいた。


めったに遭遇しないケースだったんだけど

初めて遭遇した頭の鈍りのケースだった。


最初にご自身が鈍ってしまっていることは感じ取ってもらったんだけど

そこからの変化をちゃんと認識してもらっていなかったわけだよね。


ぼくが整体指導を通じて体験してもらいたいことは

自分のカラダが発しているメッセージを聴く習慣を身につけるってこと。

カラダを通じて自己対話を深めていくってこと。

死ぬその瞬間まで

ひとときも自分と離れず

ずっと人生を歩んでいくカラダ。

自分の感情や心地よさを通じて、カラダと仲良く生きて欲しい。


今回、最初に感じてもらえなかった体験は

整体指導の中で感じてもらうってことを振り返るきっかけになりました。



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