見出し画像

カラダで見つけた春の訪れ

整体指導で3日ほど頭痛が続いているという相談を受けた。

いったいどんな状況なんだろうと触れてみたら

触れてすぐに確認できるほど

背骨の弾力や気配は前回よりも良くなっていた。


東京でも四季が無くなりつつあるけれど

やっぱりまだ冬から春への変化は感じられる。

ぼくらが意識して感じている以上に

このカラダという自然物は季節の変化を感じている。


カラダは春になると後頭骨が開いて、肩甲骨が開いて骨盤が開いてくる。

花粉症などは春に移行できないカラダの表現であって病気でもなんでもない。

感じられた頭痛は開こうとして開けない頭骨の表現だった。

後頭骨に硬く動かない1点があった。


1年前はまだカラダ全体が鈍っておられたので

頭痛という表現も現せなかったのに

今年の春は動き出したカラダの中で取り残された頭骨が

頭痛という表現をしていた。

動かない異常が体感できるようになったわけ。


ちょうどぼく自身も奥歯が欠けて歯医者さんに行った。

欠けた奥歯の近くになんとなく感じられる違和感があったので

そのことについても相談してみたら

その場所には確認できる異常はないとのことだった。


痛みという程のものじゃなくって

でも気になるという体感がある。

自分で触れて確認してみると

違和感の元は歯というより歯茎みたい。

さらに触診をすすめてみると

上の顎を支配している神経が走行している頬骨が硬い。

その頬骨に愉気していくと

異常の元が歯ではなくって頬骨であることがハッキリしてきた。


ほーう

これも春の訪れなのね。

そういえば昔花粉症に悩まされていたときは

毎年だいたい1月20日前後から花粉症の症状が出ていたものね。


自然物であるぼくらのカラダは

ちゃんと春の訪れを感じてくれているようです。



※曲がもっともふさわしい場所で歌われた記録


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?