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【妊娠④】産院選び:病院かクリニックか。徹底的に調べた私が選んだのは

妊娠2-3か月目の頃に始めるのは出産する産院選びである。
私は当時東京勤務だったため、里帰り出産を考えた。

なお【妊娠①】に書いているように、旦那は単身赴任で別の場所に住んでいる。2020年5月の緊急事態宣言中は旦那の単身赴任先に一時的に滞在し、6月に解除されてからは東京に戻ってきて一人で生活をしていた。

出産する産院は、大切な赤ちゃんと自分の命を任せることになるため、しっかり調べて選びました。

産院にはいくつか種類がある。

①総合病院・大学病院
 ・メリット:産科だけではなくNICUや小児科も併設しているため、何かあったときに安心
 ・デメリット:雰囲気は病院っぽい雰囲気。他の科は病気で入院している患者さんも多い。食事は病院食に近い
②産婦人科病院:
 ・メリット:ベッド数が20床以上、医院は20床未満の医療機関。専門医がいるため、帝王切開や麻酔などにも対応可能。
 ・デメリット:高度な医療を必要とするような緊急時は、
③クリニック
 ・メリット:ベッドが19床以下、専門医がいるため、帝王切開や麻酔などにも対応可能。
 ・デメリット:個人の病院が多いため、麻酔専門医がいなかったり、トラブルがあったりする。
④助産所
 ・メリット:ベッドが9床以下のため、アットホームな雰囲気。フリースタイル分娩など、希望の出産方法で埋める助産所もある
 ・デメリット:お医者さんがいないため、医療行為は行えない

安全性なら、やはり①総合病院・大学病院。
よりアットホームに、より自分の望む出産を叶えたいなどの希望があれば②〜④の選択肢となってくる。②〜④では最近は、綺麗な施設、美味しいご飯、エステなどと言った、母親にとってもホスピタリティ溢れる入院生活が送れるようなケアをしている施設も多い。

<一部参照>
https://epark.jp/kosodate/enjoylife/k-department-of-gynecology-choice_18906/https://www.sanfujinka-debut.com/column/17079/https://doctorsfile.jp/special/015/


助産師の友人からのアドバイス

正直どれを選べば良いかわからなかったので、助産師の資格をもつ友人に相談した。
彼女がお勧めしたのはやはり安全面から①総合病院、大学病院だった。
特に「周産期センター」がある施設が良いとのこと。

周産期センターとは
周産期母子医療センターには、総合周産期母子医療センターと地域周産期母子医療センターがあります。
総合周産期母子医療センターとは、母体・胎児集中治療管理室(M-FICU)を含む産科病棟及び新生児集中治療管理室(NICU)を備えた医療機関です。常時、母体・新生児搬送受入体制を有し、母体の救命救急への対応、ハイリスク妊娠に対する医療、高度な新生児医療等を担っています。
地域周産期母子医療センターとは、産科・小児科(新生児)を備え、周産期に係る比較的高度な医療行為を常時担う医療機関です。
出典:
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/iryo/kyuukyuu/syusankiiryo/syusankiiryotoha.html

いくつかの病院を渡り、さまざまな現場を知っている彼女だからこそ、「やはり出産は赤ちゃんとお母さんの安全が一番」と言っていた。緊急事態になる出産も往々にしてあるし、ここだけの話、毎年数件はどこかで医療事故も起きている。であれば、やはり周産期センターがある方が何かあった時に安心できる。妊娠トラブルはどんな人も0%ではない。とも言っていた。


悩んだ挙句、産婦人科病院を選んだ

友人の話を聞いて、確かに安全性は大切だと思った。しかし、どうしても総合病院・大学病院の雰囲気が私は好きじゃない・・・というのもそもそも病院は何か病気を持って治療をしにくる患者さんが中心の施設だからである。

なので私が選んだのは産婦人科病院。クリニック・助産院よりは医師の体制や施設がしっかりしていて、かつ雰囲気も良い病院にした。ただし安全性も考慮したかったので、車で5分もかからない場所に周産期センターのある大学病院がある産婦人科病院を選んだ。これであれば、何か緊急の時もすぐに搬送してもらえるのでは、、と考えている(ただし何かあった時は1分1秒を争う事態になるかもしれないので、あくまで私の中での気持ち的な線引きである)

産院選びは、自分が何を望むかだと思う。
安全性なのか?雰囲気なのか?自分の望むスタイルなのか?
時には命を左右し、一生の中でも滅多に経験することのない大きなイベントであるからこそ、自分の望むものは何なのかを考えて選びたい。

あとは選んだら、自分の選んだ施設をとことん信じる!


お勧めする産院選びのポイント

①早めに検討をスタート(人気のところはすぐに埋まってしまうので、妊娠3か月の頃には予約まで終わるようにしておきたい)
②ネットで周産期センターのある病院を調べる
③自宅からも周産期センターのある病院からもアクセスのよい産婦人科病院・クリニック・病院も調べる(アクセスを考慮する場合、交通手段なども考える。毎回家族の送り迎えが必要な場所だと大変になる場合も)
④それぞれの施設の医療方針・施設の綺麗さ・雰囲気・医師(麻酔専門医がいるかどうかなども確認)・食事などを細かくチェックする
⑤自分にとってどのような出産がしたいか?を考え、いくつか病院をしぼる
⑥気になる病院に実際に電話で連絡し、確認する(無痛分娩・和通分娩をしているか、費用(時間外・休日出産で値段があがったり、個室料金が高かったりする場合もある)、里帰りの場合はどのような手続きが必要で、何週からその病院にかかる必要があるか)

ちなみに余談だが、費用に関して、東京と地方の分娩費の違いに驚いた。
東京がおかしいくらいに高い。普通の経膣分娩でも、軽く70万を超えてくる。
地方だと40とか50万くらいで出産できるのに・・・
東京の物価は恐ろしい・・・。
そういう意味でも里帰り出産は有効な手段かもしれない

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