周産期母子医療センター

双子を授かった話 ⑦ GCUで泣いた

男の子、教行(のりゆき)
 女の子、咲良(さくら)

 これは4つの名前候補のうち、使われなかった方の2つである。

 ボクの名字かなり珍しく、その上、双子となると簡単に個人が特定されそうで怖い。という訳で、ここでは上のふたつを便宜的に使う。名字は中村としよう。昔からレストランとかで順番を待つときに使っている偽名だ(珍しい名字だから一発で読んでもらえることが少ない…)。

 1時間ほどと聞かされて

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赤ちゃんの寝息

未熟児育児の悩みをシェアできるカメラマンl井上朋子

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赤ちゃんの寝息。どんなマッサージよりもほっとするんだよね。親バカです(ノ´∀`*)。

双子を授かった話 ⑥ 出産「じゃ、ちょっと産んでくる」

管理入院はやることがない。早産防止のために、基本的には安静にしているだけだからだ(胎児の発育促進のために、「効果はないかもしれないんですが」と言われつつマルトース(麦芽糖)の点滴は受けていた)。

 これはとても贅沢なことでもある。

 ボクらは初産だから、妻が管理入院となってもボクが一人暮らしに戻るだけだ。さして困ることはない。既に上の子がいるご家庭なんかは大変だ。残された夫は子どもの世話をしな

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2-1 第2子妊娠 念願の無痛分娩は激戦予約

●2人目妊娠 激戦の「無痛分娩」予約

 幸運にも、希望通り2歳差で、2人目を妊娠した。しかし、復職してまだ半年くらいである上に、部署を異動してまだ数か月。超絶忙しい人たちの中、定時であがらせてもらっている状態で「妊娠しました」はどう上司に報告すればいいのか、そのタイミングは最後まで悩んだ。

 ちょうど、子どもが認可保育園に転園(認証保育園に通い待機児童扱いだった。私の保活は、実を結んだのだった

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1-5「完母」から1か月検診で体重増加不良=「母親失格」判定 オケタニの功罪

●念願の「完母」免許皆伝

 相変わらず昼夜問わずの頻回授乳で体はバキバキの生活を送っていたが、料理や洗濯は実母がやってくれる環境で過ごしていた。たまに何をしても寝ない時に、疲労困憊していた私に代わり、母が赤ちゃんの抱っこを代わってくれることもあった。私の母は、小さいころから、この自主性を尊重して何かを強要するといったことがあまりない。

 「母乳が一番」とか「母親は寝不足は当たり前」「私の時はひ

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1-1 仕事から第1子出産、母乳至上主義においつめられる

●「24時間戦えますか?}

 私は大学を卒業後、マスコミに入社し、文字通り「24時間戦えますか?」な環境で働いていた。今でこそかなり是正されたものの、朝6時から働き、日中に普通に勤務し、夜は会社で当直し、そのまままた1日働く(翌日は休みではない)、そういった生活をしていた。医療業界でも多いような働き方だ。

 体力には自信もあったし、どちらかとおざっぱで豪快な性格だと思われている。仕事はきついと

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