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「自分の強み」を見つける方法

今日で自己分析の連載14日目となります。


早速ですが、「あなたの強みはなんですか?」


就職活動でこの質問はとにかくされますよね(笑)


で、実際に自分の強みってなんなのかを考えることってあんまり無いので、答えるのが難しかったりします。


なので、みんな自分の強みについて分析するわけですが、

これって就活生だけでなくてすでに仕事をしている人にとっても重要なことだと思います。


というのも、自分の強みがわかっている状態で仕事をした方が、「これはやるけど、これはやらない」という線引きもしやすいです。

(他にもメリットはありますが)


なので、今日の話は就活生と転職活動中の方はもちろん、今仕事を頑張っている方にも転用できると思います!


そんなこんなで、今日は「自分の強みを見つける方法」というテーマで話していきますが、方法論以外にもこんな感じでいきまっす。

・そもそも「強み」って何?定義は?
・「強み」を見つける方法について
・なぜ面接官は「強み」を聞くのか
・他の就活生と差をつける方法について



そもそも「強み」って何?

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「強み」ってなんだと思いますか?


色々な解釈があると思うのですが、僕は次のように捉えています。


『強み=自分が持っている能力の中で相対的に得意とすること』


この解釈ができているかどうかが、

自分の強みを見つけるうえで非常に重要っす。


自分が持っている武器・能力の中で比べてみて、より優れているものが強みになるんです。


逆に、他人と比較して見つけようとするのはあまりオススメできません。


例えば、サッカーの全国大会でレギュラーとして活躍した高校生が、「相手チームのエースよりも足が遅いからプロは無理だ」と嘆いていたらどうでしょうか?


きっとチームメイトは、

「おいおい、そんな比較してもしょうがないだろ。お前はキックの精度がずば抜けて高いんだから、そこを武器にしてプロ目指せよ。」


って言うと思います。



他者と比較したら、その道で自分より秀でている人は確実にいますが、世界一位でも取らない限り本当のトップになることは不可能です。



あえて極端な言い方をしましたが、ここを理解していることで「自分の本当の強み」を見つけることができます。



「強み」を見つける方法

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じゃあどのように見つけていくのか。


結論から言うと、

「自分にとっての当たり前を疑いまくる」ということです。


なぜなら、「自分にとっての当たり前の行動・価値観にこそ強みがあるから」です。


「強み」は自分で把握できていないケースが多いんです。


例えば1日も欠かさず朝のランニングを継続している人は、そのこと自体をすごいことだと思ってないません。

でも、出来ない人から見たら「すごい継続力!」だと思われます。



また、電車で高齢の方に必ず席を譲る人は、それ自体は当然のように行っています。

でも、出来ない人から見たら「暖かい心と勇気を持っている!」と思われます。


こんな感じで「当たり前の中に強みがある」というケースがかなり多いです。



一方で、自分の弱い部分や、コンプレックスとかって結構意識しちゃいますよね。


「あの人は継続力があってすごいなあ」

「あの人は誰からも好かれるコミュ力があっていいなあ」

「イケメンのあいつはいつもモテていて羨ましいなあ」


このように人間は他者との比較を通して、周りに比べた時に自分の足りないところを認識します。



要するに以下のようにまとめられます。

○得意とすること→自分にとっての当たり前なので気づかない

○自分の失敗や劣っている部分→目につきやすくて認識しやすい


そのため、自分にとっての当たり前を疑うことが

自分の本当の強みを見つけることに繋がります。



日々食事をしている時、電車で通学している時、友達と遊んでいる時、

いつもは当たり前として通りすぎていたところを注目して見てみてください。

↓こちらも是非読んでみてください↓



面接官はなぜ強みを聞くのか

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面接官はなぜ強みを聞くと思いますか?


これを説明するために、「買い物」を例に出してみます。


「消費者」は、「商品」を買う時に、どういうところを見るでしょうか?

利便性、デザイン性、希少性、値段 etc....


こんなところですかね。


デザインはめっちゃダサいけど安くて利便性が良い!

というのも十分な魅力です。


一方で値段はかなり高いけど、

中々手に入らない限定品も非常に魅力があります。


つまり、消費者にとって大事な価値観(安いとかデザインが良いとか)に沿って商品を買うわけです。


このようにして、消費者は商品を選ぶわけですが、それを就活に置き換えてみると次のようになります。

「面接官=消費者」「就活生=商品」


「人間」そのものが商品というわけです。


自分という商品を考えた時に「ここが魅力なんです!」を言えればOKです。


シンプルに「自分の魅力」を伝えて、

面接官が買いたいと思うか(採用されるか)どうか。


つまり、なぜ面接官が「強み」を聞くのかと言うと以下の通り。

①まずは、目の前の就活生(=商品)の魅力を知りたいから。

②そして、会社の価値観に沿った時に必要かどうかを判断したいから。


こうやって面接官側の視点から「強み」について考えてみると、また違った気づきがありますよね!



他の就活生に差をつけてアピールする

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ここまで説明してきましたが、このように思っている方もいるのではないでしょうか?

「大した強みなんてないしなぁ、、、、」

「他の就活生の中に入ったら埋もれちゃう、、、」

「同期入社のあいつは凄くて敵わないや、、」



でも、「どれだけ深いレベルで強みを語れるかどうか」が周りより頭一つ抜けるために重要なんです!



ここからは具体的に例を出して説明してきますね!


就活生AさんとBさんは同じ「継続力」を強みとしていますが

それぞれの違いをみていきましょう。


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〈就活生Aさん〉

私の強みは継続力です。高校時代のテニス部で、私はレギュラーを勝ち取るために、毎日欠かさず自主練習をしました。たとえ天気が悪くても、帰る時間が遅くても1日も休んだことはありません。最終的にレギュラーとして全国大会に出場することができました。

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〈就活生Bさん〉

私は大学時代にボランティアサークルに所属していました。毎週3日間、地域活性のためのボランティアを約3年間継続して行いました。時には大変で辞めたくなる時もありましたが、人のためになるんだという想いを胸に、継続してやり抜くことができました。

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ここまで話を聞くといかがでしょうか?


2人とも素晴らしいエピソードですが、

若干Aさんの方がストイックに継続していけそうな印象がありますよね。



それでは次に、2人に対して次の質問をぶつけてみます。


「そのエピソード以外で何かありますか?」

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〈就活生Aさん〉

あ、他ですか、そうですね、、ちょっと今すぐは出てこないのですが。あ、でも大学時代の居酒屋のアルバイトも3年間辞めることなく継続しました。なので継続力には自信があります!

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〈就活生Bさん〉

はい、この他に3つほどあります。1つ目は、高校生の時に毎日7時間勉強をしたこと。2つ目は、中学の時の部活で朝の自主練を引退まで続けたこと。3つ目は、小学生の時に毎日近所のゴミ拾いをしたことです。どの経験においても、挫折はありましたが最後までやり抜いています。ここまで継続できるのは、「誰にも負けない継続が人生を明るくする」と本気で信じているからです。なぜこの想いが生まれたかと言うと、小学校低学年の時に・・・

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ここまで聞くとどうでしょうか?


圧倒的にBさんの方が魅力的に映ります。


実はAさんも継続力を語れるエピソードをいくつか持っていたのですが「高校時代の話だけで十分だろう」と手を抜いていたのです。


ただここで本当に重要なのは、「エピソードの引き出しが多いこと」ではありません。


エピソードをいくつか語るだけなら意外と簡単です。


ポイントは「なぜ継続力があるのか」を語れるかどうかです



Bさんは以下のように話していました。

ここまで継続できるのは、「誰にも負けない継続が人生を明るくする」と本気で信じているからです。なぜこの想いが生まれたかと言うと、小学校低学年の時に・・・


つまり、「自分の中にある想いが継続力を作り出す」ということと、「その想いが生まれた原体験」についても認識しているんです。


(上では長くなってしまうので、途中でカットしてます)



自分の強みを表すエピソードを話すことはできても、

なぜその強みを持っているのかを話すことは難しいです。



でもBさんのように話すことができれば、

面接官は「この学生はうちに来ても同じように継続力を発揮するだろう」と思うはずです。



というわけでここらへんで終わりたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!!


明日も継続して自己分析をテーマに書いていきまーーす


ではまた!

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