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怒り、ではなく、ひらく

今年に入って、甘夏を産まれて初めて自分でむいてみました。
食べたことあったのに、こんなに酸っぱくてうまいものがあるのかと感動。
でも皮むくの、面倒臭い。でもむき始めると凄く楽しい。すぐに手馴れてきたのですが、いかに果汁が無駄に出てしまわないようにするか、綺麗に果肉を取り出すかにとことん集中し始め・・心が落ち着きます。
むいた皮は、風呂に浮かべるととても良い香り。(塩素も中和してくれるとか)

クエン酸を直で重曹水に溶かして飲むこともありますが、やっぱり単一成分ものではなく、包有しているものを食べるのが良い。

以前、怒りがあることについて記事にしましたが、あの時の怒りは割と反射的で軽い。でも最近は何か、また別の・・・ちょっと刺激すると「ひらく」と表現したくなるような怒りがくすぶっていました。
何となく「ひらく」という言葉が降りてきたのですが。

ひらくと、
頭がフル回転して、テンションも少し上がり、饒舌になって戦闘モードに。論理的。普通に仕事してたらこういう状態の方がポテンシャル高い感じ。あ、書いてて思ったのですが、左脳優位ですね。
わたしの母がよく、部屋の掃除を始めると変なテンションになって、やたらとテキパキ動き出して、乱暴になって物音が凄いし、邪魔すると怖いし、ファミコンに掃除機ぶつけてセーブデータ消すし、という状態になってて、凄く嫌、というのを友人と母親あるあるで話したことがあるんですが、そんな感じ。

にゃむさんの記事を読んでいて、

わたしと凄く似た症状が出ていて、その原因がまた似ていて「怒っている」と。まぁ、既に自覚はあったのですが、自分やっぱり怒っていたのかなぁ、と。

んで、コメントさせて頂いたら、ペンデュラムで見て下さって、「これをやるといいですよ」と言われた内容が、「掃除する」だとか、最近ふわっとわいてくる感覚と一致していました。
甘夏の皮をむくのと近くて、掃除すると落ち着く。ふわっとわいてくるとかこっちの話は右脳的ですね。

遊ばれてるぅ

好きな人はもう見たことあるかと思いますが、日経新聞のニュース。

3月1日

これ、ずぅっと昔っから500回くらい聞いたことある話(急に数々のエビデンスレベルの低い論文で「効果ありまくり!」て言われ出したのが2020年以降だそうで)を何を今更という感じなんですけれど、ある方面では鬼の首を取ったかのように
「ホラ、WH王さんもこう言っている!」
と喜ばれるんですよね。
結構不思議だなぁ、と思うんですが、権威あるものがワケわからんことやっている時は批判し、同意見の時は引用して説得材料にする。
権威に弱い人が想像以上に多いので、引用した時の効果のみを狙ってやっていることも多分にあると思いますが、、、あんまり手放しで引用したくないなぁw

読売新聞 4月4日

(おそらく感染者とは何を指しているのかとか、例によって微妙にぼかした表現なのでどうとでも取れる内容なのでしょうが)
一か月程度の時間差で、これ。
これもう遊ばれてますよね。
両方見ている人がどういう反応になるかもわからずに出しているとは思えないのですが・・・
※追記・・・日経新聞の記事、2020年を2022年と見間違えてましたw主旨は変わりませんが。

こんなもんをあーだこーだ議論することは最早提供されたゲームでしかない。中身や本質なんてなーんもない。ただの燃料。

ひらいた

ってわかっちゃいるけど、自分の息子が4月から小学校入学。
日頃から仕事で小中学校の様子を見ていて、わたしは異常さを感じてしまっていたので、自分の息子の事となると「ひらいて」しまいました。

ひよんなことから、わたしの住んでいる地域では、Mスク自由化が公式に謳われた小学校がある、と知りました。
そこから、ちょっときっかけがあって自由化に関わっている方と直接連絡を取ってみると、とても親切に色々な事を教えてくれました。(凄く感謝しています)
残念ながら、自由化しているのは息子が行く小学校ではなかったのですが、前例があるなら同じ教育委員会にぶら下がっているんだから、意外とスムーズに出来るのかな、と。

んで、息子と相談。
いつも事ある度に、「パパが正しいワケじゃない」という前置きをするのですが、今回もその上で
「かくかくしかじかで、学校側にも認めさせてMスクしないでいいようにしようと思う。表向き自由、ってなるけど、絶対にそれが原因で指摘してくるやつとかいると思う。それでもしないでいいようにするか?」
息「うん。Mスクしない。」

ということで、具体的に何をしていけば良いかを助言頂いた方からの情報等を見て調べました。(ひらいちゃっているので、頭フル回転)

それでわかったのが、今のところの実体としては、

当たり前と言っちゃ当たり前なのですが・・・

相手が、立場や権威が言っていることに従うのみなので、何が公式に言われていることかを綿密に読解して、その上で、あなたがやっていることは法律に反している、とか教育委員会と学校の関係性を把握しておいて、先に根回ししておき、どうしても理解をしてくれない場合は、逃げ道をなくして反論出来ないようする、というものでした。

これ、もちろんあらゆる情報を見たり聞いたりしていれば、自由化を求めるのも理解出来なくもない、となるのが正常な感覚であり、寧ろ教師たるものは広い見識のもと、子供の自由な発想や行動を補佐はすれども根本的なところを矯正してはならない、というわたし個人の見解はありますが、それは個人の見解として置いておくと、単純に

意見の合わない人を、不満を持たせたまま逆らえないように縛り付けてこちらの意見に無理矢理同意させる

ということをやっているんですね。
早々に理解を示してもらってスムーズに進むケースもあったようですが、、、それは珍しく、

そんな状態でやるもんだから、
いざ自由化、といっても言い出しっぺのみが外している状態になった時、その存在に恐れをなす別の保護者が学校にクレームを入れ、その指摘を恐れた学校が、外している児童を一人だけ教室の端っこに配置して、机の周りに例のパーテーションを設置。それで「対策しているので大丈夫です!」ってやり出す。
それを知って、今度は「差別行為だ」と指摘し、またなんちゃらに反している、と正論をぶつけてさらに縛り付け謝罪させたりする。
で、改めて「差別のないように」というおふれを出させて態度を正させる。

言うまでもなく、根本が理解し合えないのでお互い何がNGなのかが圧倒的に食い違っている・・・。
そんな状態で差別のないように、とやっても中身や本質なんてなーんもない。

ここまできて、息子の「うん。Mスクしない。」は鵜呑みにしてはいかん。と思いました。
学校という奇妙な空間で、変わったことをする、とか周りに同調しない、ということをした時に、どういったことが起こるかを息子は体感としてまだ知らない。だから本人がイメージしきれないものを本人に選択させるのはまだ早いかも、と。
あと「あいつの親は、アレだから・・」というのもわたし自身はウェルカムですがw、息子がウェルカムかどうかはまだ本人もわからないはず。(意外と全部わかっているかも知れないけれど・・・)

というワケで、一旦様子見をすることにしました。
しばらく経って奇妙な空間で発生する上記のようなことを肌で感じるようになった上で、改めて息子と相談し、自由化を選択するのならばその時は行動しても良いかと。

自由化について、批判的な書き方をしてしまいましたが、わたしが気にしているのは自由化そのものではなく、人と人とのコミュニケーションのあり方、お互いが戦って、不満を募らせながら負けた方が潰される、
潰した方はテンションアゲアゲで「勝った!」
となるのは、楽しくもあるが、楽しくない。相手からエネルギーを吸い取って喜んでいる。
って途中までわたし自身、ひらいてワッショイしていたのですけれど。
あとまぁ、この状況ではこの方法しかない、というのも感じなくはない・・・。どっちが大事かというと・・・。

各地で自由化が進んでいる、という話を聞きますが、それ自体はとても喜ばしい事です。
小さな子供が、雑菌だらけの布きれをずっと口につけているのを見ると、やっぱりひらきそうになります。このままいったら同窓会した時に再会した相手が誰だかわからないんじゃないですかね。

とじた

と、自己完結してとじかけていたところに、突然reicoさんがわたしの過去の記事を取り上げているのが目に入りました。

とても良く書いて頂いて、凄く嬉しかったのですが、この中の
”二元論がね陥りやすい罠をすれすれで回避してる(笑)”
という言葉にハッとさせられました。

こっちがホームポジションだったよな、と。
ひらいている時って、ある意味楽しくなってきちゃうんですが、嫌な気持ちもどんどん膨らんでいくんです。どー考えても良い状態ではない。
(noteの最初のほうの記事で、タノカナシい、って表現してた)

今、仕事では絶対にひらかないんですが、昔仕事ではよくひらいてたなぁ。
そーだそーだ、思い出した。

何で今回ひらいたのか。

息子に頭のおかしい刷り込み(個人の見解w)をされたくない。

息子には良い環境にいさせてあげたい。

良い環境とはなにか。

息子自身が嫌な思いをしない環境?幸せだと思える環境?

それはわからないけれど、自分の思い描く「良い」が息子にとっての「良い」と100%一致するワケはないんだよなぁ

この下り、何回やっただろうか。
これからもやるんだろうなぁ、この左脳ぐせ。
楽しみだー。

右脳も左脳もどっちも楽しいわ

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