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人と他の動物たちとの違いをこどもに伝えるとしたら(No.2 国語の視点)

こんにちは。
私は「教育」について考えることが大好きです。

もしも、こどもから
「人と他の動物たちとの違いって何?」
と聞かれたら、何と答えようか考えてみました。
そして、人と他の動物たちの違いを学校で学ぶ教科の視点から、語ってみようという試みを勝手に始めています(笑)

今回はその第二弾です!国語の視点から考えていきます。
わたしは、「物語をつくることができる」こと
人と他の動物たちとの違いだと考えています。

私たち、人がこれだけ発展することができたのは
「人が嘘をつくことができ、それを信じることができる」能力があったおかげだという学者がいます。
彼の名前は、「ユヴァル・ノア・ハラリ」です。
彼の著書は、とても売れましたね。
「サピエンス全史」や「ホモ・デウス」などがあります。
その中の「サピエンス全史」でも、「人が嘘をつくことができ、それを信じることができる」ことが語られています。

こういうことを言うとお怒りになる方もいるかもしれませんが、この世界で最も読まれている「聖書」も、人が書いて作ったもので、本当かは分からない話を多くの人が信じているのです。

ほかにも、小説やファンタジーを考え、それを読んで楽しむことができます。他の動物は、事実だけの世界で生きていて、人が作り出した物語などに一ミリも興味をもちません。

国語で読む作品の多くは、作者が考えだした物語ですね。
そして、それを読み解くことができるのは「人」だからです。

国語を楽しむことができることは、「人」である証明かもしれませんね!


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