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人と他の動物たちとの違いをこどもに伝えるとしたら(No.4 社会科の視点)

こんにちは。
私は「教育」について考えることが大好きです。

もしも、こどもから
「人と他の動物たちとの違いって何?」
と聞かれたら、何と答えようか考えてみました。
そして、人と他の動物たちの違いを学校で学ぶ教科の視点から、語ってみようという試みを勝手に始めてみようと思いました(笑)

今回はその第4弾です!社会科の視点から考えていきます。
わたしは、「自分たちのことについて考えることができる」こと
人と他の動物たちとの違いだと考えています。

「歴史」は、私たち人類が、どんな道をたどってきたのかを知り、昔の人間の考え方や生活様式について考えることができます。
「地理」は、自分たちが住んでいる地域やその他の地域の特徴を学び、その特徴を生かした生き方を考えることができます。
「公民」は、私たちの社会の仕組みについてを学習することで、どんな社会で暮らしているのかやどんな社会構造がよいのかを考えることができます。

「地理」については、ほかの動物も直観的に感じとっている可能性が高いです。しかし、「歴史」や「公民」については、人ならではの学びであると考えます。

まず、ほかの動物は、自分たちが行ってきたことを文字で記述したり、口伝で子孫に伝えたりすることはありません。そもそも、その瞬間瞬間を生きていて、過去という概念があるのかも定かではないなと私は考えています。
また「公民」は、人が社会性をもっているからこそ、ある分野だと思います。
もちろん、アリやハチ、ハダカデバネズミなど高度に統制された社会をもつ生き物も存在します。しかし、億単位での集団を構築し、社会として機能させている生物は人だけではないでしょうか?
この「人と他の動物たちとの違いって何?」と聞かれたらシリーズの第1弾でも記したように、私たち人間は、おおざっぱに「私たちは人だ」とまとめて考えることができます。ですので、異なる地域に住む人や違う言語を話す人とも、恐れることなく交流し、互いに理解することができます。
このことについて興味がある方は、ぜひそちらの記事も見てください!

こうした他の生き物では考えられないほど大きな集団になることができたからこそ、「人」は発展し、世界のいたるところにいることができるのでしょう。
(たしか、このような内容がサピエンス全史でも語られていた気がします、、、あやしいので、間違っていたら教えてください🙇)

ですので、人は「自分たちの社会について考えることができる」からこそ
他の動物たちとの違い、そもそも、大きな社会を作ることができるのは「人」であるからだ。

といえるのではないでしょうか?
そうした学問を学べる「社会」という教科は魅力的ですね!

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