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創業初期のスタートアップが新卒採用を行った理由

株式会社ブレーンバディ執行役員CHROの永井です。今回は新卒採用をテーマに人材・組織開発について考えていきます。スタートアップにおける新卒採用については、色々な考え方をお持ちの方がいるのではないかと思います。25卒採用も本格化しつつあるこのタイミングで新卒採用についてみなさんと一緒に考えていければ嬉しいです。

1年目の会社が新卒採用?

ブレーンバディは2021年4月に創業した会社です。当社は、創業1年目のタイミングで新卒採用の実施を決め、23卒採用に取り組みました。
当時のブレーンバディは、創業メンバーの3人とエンジニア1人で合計4名の組織でした。新卒採用で掲げた目標は、最低5名の採用。現メンバーの数より多い新卒の採用を目指しました。
結果、23卒は合計5名のメンバー(セールス3名・エンジニア2名)が入社してくれ、現在会社の中でカルチャーを強く体現してくれています。

なぜ新卒採用なのか

会社の立ち上げタイミングでなぜ新卒採用なの?と思われる方もいるのではないでしょうか。理由はすごくシンプルで、カルチャー体現度の高いメンバーが採用できると考えたからです。
前提として当社は、組織力で競争優位性を構築したいと考えています。カルチャーを濃くしながら、組織規模を拡大させていくために採用は非常に重要です。
ではなぜ、新卒だとカルチャー体現度の高いメンバーを採用できるのでしょうか。理由は、新卒は「どこのカルチャーにも染まっていない」ためだと考えています。中途採用の場合、他社の企業文化が多かれ少なかれ染み付いています。この染み付いている文化をリセットし、自社の文化を装着していくのは一般的に難易度高く時間がかかります。一方で新卒は、これから社会人としての土台を構築していく白紙の状態です。だからこそ、自社のカルチャーを吸収してくれるスピードも量も凄まじいものです。結果、カルチャーを強く体現してくれ、中長期で会社のコア人材となってくれる可能性が高いです。

初めて行った新卒採用の実態

当社が新卒採用の実施を決めたのは2022年2月終盤でした。新卒採用を実施されたことがある方であれば、このタイミングが如何にギリギリ(むしろ遅いタイミング)かご理解いただけるのではないでしょうか。僕たちは急ピッチで新卒採用について情報収集し、どうしたら自社にマッチした学生と出会えるか考えました。採用チャネルはWantedlyとチアキャリアという2つの媒体に決め、接近戦・局地戦に持ち込むために、学生との接点量を最大化することに努めました。また、採用市場における認知度も優位性もない当社だからこそ、できることは最大限に行いました。例えば、初回面談や説明会は基本的に、代表の大矢と僕の2名体制で実施したり、どれだけ忙しくても面接や説明会は個別で実施したりと、求職者体験価値を創出するためにできることをどの会社よりもやり切りました。
結果、3月中旬から実施した23卒採用は150名以上のエントリーをいただき、100名程度の素敵な学生とお会いすることができました。そして、その中から当社のカルチャーに共感し、優秀でバイタリティ溢れる5名が入社してくれることになりました。

新卒採用を実施して見えたこと

結論、創業1年目のタイミングから新卒採用を行ってよかったと思っています。実態として、23卒メンバーの中ですでに卒業したメンバーも中にはいます。しかし、23卒で入社してくれたメンバーは、今会社の中でカルチャーのコアにいます。今回の記事では、最後に新卒採用を実施して感じたリアルをまとめていきます。

①誰でもできることを誰よりもやる
採用に限りませんが、誰でもできることを誰よりもやることが実は一番重要だと感じています。CX(求職者体験)の向上施策として、テクニカルなものが多くの会社から成功事例として紹介されています。ただ、求職者へのレスポンススピードや質、スカウト文面、面接・面談時の会社としてのスタンスなど、誰でもできることの重要性は当たり前すぎてあまり取り上げられません。しかし、この誰でもできることが実は一番重要です。そして、時間もリソースも限られているスタートアップ企業にとって、案外難易度が高いことです。だからこそ、誰でもできることを誰よりもやりきり、本質的なCX向上を実現することが重要です。

②面接では見極めきれない
新卒採用は、中途採用よりもポテンシャル型採用だと思います。そのポテンシャルをたった数回、数時間の面接で見極めることは非常に難しいです。当たり前ですが、学生の20年近い人生を全部理解することは不可能に等しいです。また、逆に学生が会社のことを全部理解することも難しいでしょう。だからこそ、できる限りお互いのリアルを見れる場を設けることは、お互いにとって重要だと感じています。
そのため、当社では内定前インターンシップを実施しました。お互いが「一緒に働きたい」と思うまでは入社できないシステムにしています。リアルをお伝えすると、このインターンシップを通して辞退した方、当社から一緒に働くことが難しいかもしれないと伝えた方どちらもいます。面接時に自分の感覚を盲信しすぎず、「本当にこので働くことが候補者の人生を前に進めることにつながるのか?」と採用を行う人間は考え切ることが大切だと感じています。

ブレーンバディの新卒採用

ブレーンバディは引き続き新卒採用に力を入れています。24卒は、また別でまとめられたらと思いますが、現状5名の熱い仲間が入社を意思決定してくれ、すでにインターン生として大活躍中です。

24卒内定者のみんな

そして、25卒採用も開始しており、先日、入社意思決定してくれたメンバーも生まれました。

労働者人口が減り続け、大卒の求人倍率は1.71倍。コロナ前の水準に戻ってきたとはいえ、企業にとって新卒と出会い採用することの難易度は低くありません。またスタートアップ企業である当社も、即戦力となる「スキルのある中途」を採用したくなる時もあります。しかし当社では前述の理由から、組織・会社を将来牽引する「ポテンシャルを持つ新卒」も引き続き採用していき、中長期的に組織として競争優位性を築いていきます。



最後に少しだけ宣伝もしておきます。もし、当社の新卒採用にご興味を持っていただける方がいらっしゃれば、ぜひ一度お話しさせていただければ嬉しいです。
↓お話しはこちらから↓
ブレーンバディ25卒募集



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