「自分はダメだと思っている人は、けっこう損しています。」

そして、なぜか？

他人からダメ出しされたり、他人からきつく言われたりします。
また、尊重もされたりしません。なんで？ってなります。

これはなぜでしょうか？

それは、「自分に価値がない」と思っているからです。

自分に価値がないと思うと「勇気」もなくなりますよね。

僕も思うところがあるのですが、自分はダメだと思うと
なんとかしてその悪い部分を埋めようと躍起になったりするのですが
上手くいかないことが連続すると自分がダメだと思う気持ちがどんどん積み重なってしまいます。

気持ちが重苦しくなります。

これは、他人に承認されたい、尊重されたいと思う気持ちや成果を出さないと
ダメという両親や学校で教えられた減点主義的な社会的な価値観も関係してい
ます。これは、ある意味、仕方がないことなのですが、でも心はしんどいです。

ダメな自分が赦せない。自分を認められない。

そんな感じになります。

どうしても他人にフォーカスしていると失敗が続く限り、自分はダメだとなります。

では、どうすればいいのでしょうか？

とりあえず、ダメを認める。

ダメな自分を認めるのは大変ですが、そんな認められない自分も認める。

自分をダメだと思っている人は、けっこうマジメな人が多いのではないでしょうか？実は僕もそうでした😀でもダメな現状は嘆いても変わりません。

他人のためにやらなくちゃ！会社のためにやらなくちゃ！

もし、あなたが、上記のことが「しんどい」と思うならそれは自分に嘘を
ついて、嫌々やっていることになり、自分に対する尊重がなくなります。

利他的な人は、自分さえよければという犠牲的な行動をとりがちですが、自分
がしんどいのであれば、本当は得意ではない。やり過ぎてしまっているだけの
場合があります。

そして、
もしあなたが、周りから「いい人」と言われているのなら、注意が必要です。

いい人は、マジメで言えばやってくれる人だからです。
都合がいい人に使う言葉だからです。（相手も無意識に使っています）

無意識なので相手にはその気がありません。

僕は、以前心理学を学んでいた時、その場でも都合がいい人は都合よく使われて
ました。無意識なので都合よく使う相手も気づいていないでしょう。相手自身が気づかないと分かりません。（心理学を学ぶ場でもこんな感じです。）

そのため、自分を変えることが先なのです。相手は、決して変わりません。

都合がいい人は、誰からも尊重されません。

いろいろ話しましたが、大切なのは、

「素の自分を認める。ダメな自分を認める。」
「いい人になるのはやめる。」

そして、

「短所より長所に目を向ける。」

長所と短所は表裏一体です。

陰陽でいう中庸。長所と短所があってバランスをとっています。

それで私はいいと思います。

なので、短所にフォーカスばかりしていると不足につながるため、
長所が埋もれてしまうかもれません。

うまくいかない人は、自分のできないことやダメなことに自信を持っています。

利他的な精神を発揮して疲れているのならちょっと一休みしてやめちゃおう〜
長所を伸ばそう。

前回も書きましたが、「これでいいのだ〜」というくらいの意識を持てたら
いいかなって感じを軸に据えていくと楽です。

体が緊張すると心が緊張します。そして感情もコチコチでしんどくなります。
これでいいのだと体を緩めた方が、なぜかスッと仕事もできたり、人間関係も良くなったりします。それは人生の質にもつながると思います。

僕ら人間はそのようにできているみたいです。