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退職をかけたバトル〜第一話〜

みなさま、こんにちは!

「ほどほど」な労力で
「そこそこ」なパフォーマンス

を出すことにこだわってきた

「ほどそこ」営業マン(自称)
ひでろうです。

ひでろうが転職を心に決め、
上司と戦った一部のシーンをご紹介します。


①ひでろうの新卒で入った会社

the-日本企業

ひでろうが新卒で入った企業は
コテコテのthe-日本企業です。

一定以上の規模の会社なので、
よくニュース等でも話題になる企業です。

以前は「就職したい企業ランキング」の
上位の企業でしたが、
最近の人気はいまひとつのようです。

出身大学、入社年度、
旧社のどの会社にいたか、
これまでの配属先など、
いわゆる「スペックを重視」する
謎のカルチャーがありました。

ウワサ話が大好きな輩が多く、
とことん「カタチ」にこだわる会社でした。

上司と部下の関係

残念なくらいの縦社会でした。
まさに「社畜」です。

報告・連絡・相談、
どれか一つでも一瞬でも遅れたら
闘魂注入です。

さすがに鉄拳制裁は御法度でしたが、
中身の全くない
「終わりなき説教」
延々と叩き込まれます。

長ければ長い話の方が
終わったとき気持ちいいもんな♪

なんて思ったことは
一度もありませんでしたw

1日の休暇を取るだけで
休む理由を根掘り葉掘り聞かれ
「終わりなきイヤミ」をネチネチ言われ
休み前日の全ての上司が退社する直前と
休み直後の朝イチに自分の全ての上司が
席に着く前に御礼を言って…

長期休暇のときは1ヶ月前から
ネチネチネチネチネチネチネチネチ
休暇中には必ず嫌がらせの電話があり、
「10000%今でなくていい話」をしてきて…

今思い返しても嫌な関係性でした。

そんなこともあって、
「七・五・三」
(新卒3年で3割、5年で5割、7年で7割が退職)
という言葉がありました。


②ひでろうの相手の上司その1

スペック

・当時43歳(♀)、大阪出身
・配偶者あり、DINKS
・着任前は本部のマイナー部署
・マイナー企画がなぜか認められ昇格
・営業セクションは10年ぶりで浦島太郎状態
・自信✖️コミュ力✖️タスク処理能力✖️清潔感✖️
・ゴマすり○心配性○

行動特性

・行動基準は「上司指示>自分の感情>>部下」
・上司の指示は積極的に引受け、部下にパス
・顧客とは意思の疎通以上の会話は不可
・感情と声の大きさが比例
・同性からも異性からも距離を置かれるタイプ
・自分の感情が仕事ぶり、仕草全てに出る
・自分のテリトリー以外のことを極端に嫌がる

③ひでろうVS上司その1

1on1スタートまで

6月のある金曜日。
朝礼が終わった8時50分。
ひでろうが上司その1に声をかける。
(ひでろう→ひ 上司その1→1)

ひ「相談があります。夕方お時間をください」

1「仕事?プライベート?」

ひ「両方です(仕事以外のこと相談せんわ!)」

1「わっ、わかった(明らかに焦った様子)」


1on1

18時半頃、上司その1がひでろうの元へ。

1「ひでろうさん、今朝の件、今ええか?」

ひ「はい」

(オープンスペースへ)

ひ「扉の閉まる部屋で話しませんか?」

1「そ、そうしよか…(目が泳ぎ始める)」

(会議室へ)

1「(明らかに動揺して)何かあったんか?」

ひ「端的に言います。退職します。手続します」

1「…なんでや?何かあったんやろ?」

ひ「一身上の理由で退職します。それだけです」

1「いや、納得できん。ちゃんと説明せいや!」

ひ「あなたに納得してもらう必要はありません」

1「いやいや、事前に相談せな…」

ひ「私の人生なので私が判断します。
  然るべき人に相談した上で話しています」

1「でも私は何も聞いてないやんか。
  どうやって上司に話せばええねん」

ひ「なら私が直接上司その2に話します。
  社内の慣習に従って、上司1である
  あなたに報告しただけですので。」

1「わかったわかった、わかったから!
  なぁ、今週末一回考えてみんか?
  話し足りないなら私も聞くで」

ひ「こちらも前々から
 『今日あなたに話す』と腹を決めていました。
判断を覆すつもりはありません

1「…もう腹は決まったんやな?」

ひ「はい」

1「一度上に話したらもう止められないで?
  ホンマにええんやな?」

ひ「はい」


1on1を終えて…

1は無言で席を立ち、退出。

その後…
上司1が上司2(上司1の上司)と共に会議室へ。
2分後、上司その3(上司2の上司))も合流。

1時間ほど打ち合わせをした後、3人は自席へ。

3人とも
何か言いたそうな目でチラ見してきましたが、
ガン無視して一言。

お先に失礼します(^_^)☆

ついに言えたぜ、この言葉!!

その日の夜の1杯目のビールの味は、
約10年経った今でも鮮明に覚えていますw

週明けからの
「終わりなき嫌がらせ」
が始まる前の束の間の週末を楽しみました。

続きはこちら…↓


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